【製品概要】
5254 Dual Diode Bridge Compressorはダイオードブリッジコンプレッサーの魅力であるパンチと一体感をRupertNeveの名機から継承しつつ、高度なタイミングコントロール、極めて低いノイズ、ステップ式のコントロール、高い内部駆動電圧、そして内部パラレル処理機能を含むモダンなアップデートを実現した最新モデルです
明瞭さを追求して開発されたVCAコンプレッサーとは異なり、デュアルダイオードブリッジコンプレッサーの倍音豊かなトーンは、幅広いカラーを生み出し、音楽を際立たせることに適しています。
定評ある Shelford Channel のために開発されたダイナミクス回路をベースにしている 5254 は、Rupert Neve Designs のカスタムトランスとクラスAの電子回路を備え、デュアルモノ、あるいはステレオ用途に対応します。
【主な特徴】
クラシックなダイオードブリッジが生み出すトーン
長きに渡り数多のヒットレコードで採用されてきた、パンチのある偉大なサウンド。
高度なタイミングコントロール
ユニークなタイミングコントロールによって、ビンテージユニットやクローンに比べ幅広いレスポンスを提供。
カスタムのトランスとクラスAラインアンプ
ビンテージのあたたかさと、アップデートが施された Rupert Neve 製のトランスカップルド・ラインステージによるヘッドルームと精度の向上を両立。
31ポジションの戻り止め付きノブ
正確かつ迅速な設定のリコール。
パラレルコンプレッション
ブレンドコントロールにより、ドライ信号とコンプレッション信号のミックスを劇的に行うことが可能。
全波設計のサイドチェイン検出
ビンテージユニットの半波設計からアップデートが施されたサイドチェインの検出器が極めて高い精度を提供。
ステレオリンク
デュアルモノ、あるいはステレオでコンプレッサーを機能させることが可能。
内部ユニバーサル電源
90~240V対応のユニバーサル電源を1Uラックサイズのシャーシに内蔵。
【製品仕様】
■XLRライン入力 - XLRライン出力(リミッターバイパス時)ソース側の出力インピーダンス = 40 Ω バランスド
・入力インピーダンス:10 kΩ
・出力インピーダンス:40 Ω
・最大入力レベル(+4dBu):+26.7 dBu typical
・最大出力レベル:+26.7 dBu typical
・ノイズ(22 Hz ~ 22 kHz):-104 dBu typical
・周波数特性(10 Hz ~ 120 kHz):+/- 0.25 dB typical
・THD+N @ 1 kHz、最大レベル(22 Hz ~ 22 kHz):0.0008% typical
■ノイズ
・ノイズ @ メイクアップゲイン 0 dB(22 Hz ~ 22 kHz):-84.5 dBu typical
・ノイズ @ メイクアップゲイン +20 dB(22 Hz ~ 22 kHz):-64.5 dBu typical
■タイミング
*値は、レシオ設定 1.5:1 ~ 8:1 と “FAST” モードで利用可能な全範囲を表しています。
・FAST - アタック(250μs ~ 2 ms)/ リリース(100ms ~ 200ms)typical
・MF - アタック(1ms ~ 5ms)/ リリース(100ms ~ 200ms)typical
・MED - アタック(3ms ~ 18ms)/ リリース(350ms ~ 700ms)typical
・MS - アタック(5ms ~ 40ms)/ リリース(600ms ~ 1s)typical
・SLOW - アタック(10ms ~ 80 ms)/ リリース(800ms ~ 1.5S)typical
・AUTO - アタック(5ms ~ 40ms)/ リリース(T1 : 400 ~ 900 ms / T2:1 ~ 2 s)typical
■その他
・電源:100V ~ 240VAC / 45W
・外形寸法:42 × 483 × 209 mm(H × W × D)※突起物含まず
・重量:4.5 kg