【製品概要】

繊細なマスタリングからド派手なサウンドメイクまで綺麗に決まる万能テープ・プラグイン

『TAPE SCULPTOR』は、10個のモジュールをコントロールすることで、磁気テープのサチュレーションと自然なコンプレッションを再現する、次世代のテープ・プラグインです。

優秀なエンジニアであるJatin Chowdhury氏とのパートナーシップにより開発され、マスタリング時に絶妙な暖かさと色を与えるような繊細な処理だけでなく、ドラムとベースのサウンドを太くする、ローファイ感のあるざらつきや派手なディストーションを加える、オリジナリティのある新たなサウンドデザインの可能性を追求するなど、様々な使い方ができる万能なプラグインとなっています。

『TAPE SCULPTOR』最大の特徴は使い勝手の良さです。楽曲に絶妙な暖かさとダイナミクスを与える、ミックスにまとまりと艶を与える、アナログな太さとサチュレーションによってサウンドに味を加える、ヴィンテージな雰囲気を演出する、音の広がりと深さを作り出す、派手なセッティングにより個性的なサウンドを生み出すなど、様々な場面で役に立つプラグインです。

最先端のエンジニアでありDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)の名手であるJatin Chowdhury氏とのコラボレーションで生まれ、Jatin氏のテープ・プラグイン「ChowTape Model」の機能を大幅に拡張し効率性を高めることで、直感的な操作が可能となりました。

プリセットには、ヒップホップやR＆Bに最適なファットでアナログな暖かみのあるサウンド、ざらついたローファイ・サウンド、宇宙感のあるモジュレーションからエッジのあるサウンドまで幅広く収録。各パラメータを使用してプリセットのサウンドを微調整することも、完全に一からサウンドを作り上げることも可能です。

プロセッシング・モジュール
「Filter」、「Compressor」、「Saturation」モジュールに搭載された豊富なパラメータにより、求めるサウンドを正確に形成することができます。フィルターのスロープを調整してスリムなサウンドにする、コンプレッサーでトランジェントを柔らかくする、パラレルコンプレッションでダイナミックレンジを豊かにする、「Drive」、「Bias」、「Saturation」ノブでサチュレーションを自由にカスタマイズするなど様々な使い方が可能です。

正確なエミュレーション
『TAPE SCULPTOR』はテープマシンの動作を正確にとらえます。「Degrade」モジュールは、テープの経年変化や摩耗をエミュレートすることができ、「Chew」モジュールでは、テープがしわくちゃになったりぐちゃぐちゃになるような音を追加します。「Loss」モジュールは、テープマシンの信号が失われる独特のパターンを再現し、「Wow」と「Flutter」モジュールでは、ピッチの揺らぎを表現できます。
さらに、4チャンネルの「Delay」モジュールは、「Time」、「Pan」、「Level」を個別にコントロールすることで、サウンドに空間と深みを加えることができます。

Jatin Chowdhury氏について
Jatin氏は、ソフトウェアエンジニア／ミュージシャンとして活躍しており、DSPにおける革新的な研究は、学界／同業者／ChowdhuryDSPのユーザーから広く認知されています。彼の研究として、最先端のアナログモデリング技術／ハードウェアエミュレーション／DSPのためのニューラルネットワーキング等が挙げられます。

【製品特徴】

■世界最高水準の音質
磁気テープのサチュレーションと自然なコンプレッションを忠実に再現し、楽曲に暖かさ、太さ、滑らかさを加えます。
■10個の独立したモジュール
テープ・エミュレーターの各要素をコントロールします。
■繊細な処理から極端な処理まで
ドラムのバストラックに暖かみや厚みを加えるような繊細な使い方から、ピッチ・モジュレーションといった異質なものまで、様々な処理を行えます。
■劣化を自在にコントロール
レトロな雰囲気を出すために特別に設計された5つの機能で、サウンドをクリーンでモダンに保つことも、意図的にヴィンテージでローファイなサウンドへ変化させることもできます。
■132種類のファクトリープリセット
カテゴリー別に分類された豊富なプリセットが収録されています。
■美しく、モダンなインターフェイス
ノートパソコンから4Kのスクリーンまで簡単に表示可能です。
■簡単なA/Bプリセット比較
異なるプリセットを比較することで、よりベストなサウンドを見つけることができ、プリセットから別のプリセットへ簡単にパラメータをコピーできます。
■非常に高い解像度での処理
最大16倍のオーバーサンプリング（705kHz）、リニアフェイズモード、サチュレーション精度モードにより、物理モデルの品質をコントロールします。
■軽量で効率的なパフォーマンス
ポップ音やクリック音を発生させることなく、複数のプロセスを簡単に実行することができます。リアルタイムとオフラインのレンダリングやアニメーションの無効化などのオプションにより、より多くのCPUを節約できます。
■L/RとM/Sの処理モード
ステレオ処理をL/RからM/S切り替えることができます。

※動作環境などの最新情報につきましては、メーカー及び代理店の公式HPをご確認ください。
※ソフトウェア製品という性質上、製品納品後のキャンセルはできかねますので、ご了承ください。
※こちらの商品はソフトウェアとなり、ハードウェアの機材ではありません。