【製品概要】
AVB対応Thunderbolt/USBオーディオインターフェイス、MADI、AES/EBU、ADATコンバーター
112Dは非常にフレキシブルなThunderboltオーディオインターフェイスとしてだけでなく、フォーマットコンバーター、ルーター、スタンドアローンミキサーとして動作します。
【製品特徴】
■112ch デジタルオーディオI/O
112Dは24chのAES/EBU、24chのADAT Optical、64chのMADI入出力を搭載し、最大224chの入出力を同時に行うことが可能です。
■MADIをThunderbolt/AVBへコンバート
112Dはニア・ゼロレイテンシーの64chのMADIインターフェイスとしても機能します。MADI入力をルーティング/スプリットしてAVBネットワークやコンピューター、AES/EBUやADAT Opticalにコンバートします。
1xサンプリングレート時は64chと56ch、2xサンプリングレート時は32ch、4xサンプリングレート時は16chのMADIをサポートします。
■最大96kHzをサポートする3バンクのデジタル入出力
3バンクのD-Sub端子を搭載したAES/EBUは96kHz時に24chの入出力を可能にします。
ADAT Opticalも3バンク搭載し、SMUXにも対応しています
■フレキシブルなマトリックスルーターとコンバーター
112Dはワンクリックであらゆるインプット、アウトプットにデジタルオーディオをコンピューターやAVBネットワークにルーティングすることができます。
■極小のレイテンシー、最先端のレイテンシー・パフォーマンス
すべてのデジタル・オーディオ・ワークフローには、データを処理するためのわずかな遅延時間があります。しかし、112Dにはほとんどレイテンシーがないと言っても過言ではありません。 112Dはハードウェア内のレイテンシーを最小限に抑えることで、ホストアプリケーションで生じるレイテンシーを可能な限り低くします。
■Thunderboltテクノロジー
112Dに搭載されたThunderbolt端子は、112Dだけでなくコンピュータのディスプレイや、ハードドライブ、その他の周辺機器を接続しても問題なく動作する帯域幅を備えています。しかし、もっとも重要なのは、最大256チャンネル(128イン / アウト)のオーディオ入出力を可能にすることです。
112Dは、ハードウェアに搭載された入出力に加え、48チャンネルのソフトウェアミキサー、AVBネットワークストリームで、この256チャンネルを全て使用することができます。 112Dは、AVBオーディオネットワーキングとMADIをThunderbolt に統合した最速のインターフェイスです。
■クラスコンブライアント対応USB2.0、最大に互換性と将来性
Thunderboltを装備したコンピュータをお持ちでなくとも安心です。
112DはUSB2.0端子を搭載し、ほぼすべてのラップトップやデスクトップで使用することが出来ます。また、クラスコンプライアントモードで動作するため、iPadを含む様々なデバイスに対応しています。
* iPadで使用する場合は、別途Apple USBカメラアダプタが必要です。
■48チャンネルデジタルミキサー、最大12のステレオミックスをコントロール
112Dは、大型ミキシングコンソールのように設計された48チャンネルデジタルミキサーを搭載しています。48の入力は、インターフェイスに搭載されたハードウェア入力、AVBオーディオネットワークストリーム、さらにはホストアプリケーションのオーディオチャンネルなど、任意の場所から信号を取ることができます。
さらにこのミキサーは、7系統のステレオAuxバス、ドラム録音や複数のボーカル録音時に役立つ3つのグループと1つのリバーブ専用グループ、メインミックスバスおよび個別のモニターバス、そしてエフェクトを装備しています。
■32bit浮動小数点処理のヴィンテージプロセッサー
112Dに搭載されたEQは、素晴らしい音楽的な特性を持った英国のアナログミキシングコンソールのEQをモデリングしたものです。
112Dは、各入力チャンネルにアナログモデリングEQと、PEAK / RMS選択可能なクラシックコンプレッサーを装備しています。
グループおよびメインのミックスバスには、伝説のTeletronixLA-2Aを正確にモデリングしたMOTU Levelerを装備しています。
LA-2Aは、ユニークなオートゲインコントロール(AGC)で有名なオプティカルコンプレッサーです。
■ネットワークを利用したシステム拡張
112Dに搭載されたネットワークポートは、AVBイーサネット(IEEEによって開発されたオーディオネットワーキングのための新しいプロトコル)を導入しています。
CAT-5eあるいはCAT-6 イーサネットケーブルでMOTU AVBインターフェイス(1248、8M、16A)を接続するだけで拡張が可能です。 (別売のMOTU AVB Switch 1台で、最大5台のMOTU AVBインターフェイスの接続が可能です)
■最先端のオーディオインターフェイス
USB接続に変わるオーディオインターフェイスを探していませんか?もしOS X Yosemite(10.10)以降のOSを搭載したMacをお持ちなら『AVBイーサネット』という選択肢があります。
112Dは、Macと直接スタンダードなCAT-5eイーサネットケーブルで接続するだけで(最長100m)、すべてのCore Audioに対応したホストアプリケーションで使用可能なオーディオインターフェイスになります。
■ラップトップ、タブレット、スマートフォン…あらゆるデバイスでコントロール
112Dをコントロールするソフトウェアは、ハードディスク上に存在しません。
112Dは、ハードウェアと連動するWebアプリケーションでコントロールします。
これは、112Dの内蔵DSPエフェクトやミキサー、デバイスの各種設定、ルーティングなどを、有線または無線(Wi-Fi)によって接続されたローカル・エリア・ネットワーク内のラップトップ、タブレットあるいはスマートフォン上で、お好きなウェブブラウザを使用してコントロールできることを意味しています。
同じネットワークを共有している限り、任意のプラットフォーム(Mac、Windows、Linux、iOS、アンドロイド)で、任意のウェブブラウザを使用することができます。
■iPadやiPhoneでミキサーをワイヤレスコントロール
Apple AirMacなどのWi-Fiルーターと112Dを直接イーサネットケーブルで接続することで、コンピュータを介さずiPadやiPhoneからミキサーやエフェクトのコントロールが可能です。ライブサウンドのミキシング時などに活躍します。
■大型液晶ディスプレイ、一目瞭然のメーター
112Dは大型バックライト付き324×24液晶ディスプレイを搭載し、全てのアナログ・デジタル入出力の信号の状態を一目で確認できます。また、シンプルで便利なメニューから、ハードウェアの設定も可能です。
■シチュエーションに応じたプリセット
112Dは非常に柔軟な設定が可能で、ステージやスタジオなど、多くの場面で活躍することでしょう。
クイックセットアップメニューは様々な状況を想定したプリセットを搭載し、標準的なオーディオインターフェイスとしての設定から、ネットワーク上のデバイスとしての設定まで、瞬時に112Dを再構成します。
もちろんルーティングやミキサーの設定など、ご自身のニーズに合わせてカスタマイズし、プリセットとして保存することも可能です。
※最新の動作環境、OS対応状況についてはメーカーサイトにてご確認ください。
※製品の仕様・性能、外観、付属品、価格、発売日等は予告なく変更となる場合があります。