こちらの商品は【Miyaji Guitars Kanda】のお取り扱い商品です。
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【製品概要】
ダイナミックディストーション
ゾアの歪みはディスクリート回路上で作られており(トランジスタのみで、オペアンプやダイオードではありません!)、歪みを弾くなら誰もが望む通り、アンプ感の有るタッチセンシティブなミディアム/ハイゲインのペダルです。強力なEQセクションを通過して生まれるハイファイで現代的な質感の歪みですが、昔ながらの回路設計が故の懐かしさも混在し、馴染みのある感覚と新しくユニークな歪みが体験できます。
曇りの無い突き抜けるタイトな歪みが欲しければ、ゾアはそれを可能にします。ローゲインのドロップチューニングのギターやベースに合う歪みが必要でしたら、ゾアの歪みが対応します。いろんなシチュエーションでポップな歪みやヘビーな歪み、違うニュアンスでの歪みが必要な時もゾアのフレキシブルな使用感が気に入ってくれると思います。
【製品特徴】
■歪みのカスタマイズ
この小さな筐体から生まれるダイナミックな歪みはLevel、Weight、Gain、Middle、そしてTrebleで構成されるコントロールで操作します。Flexi-Switch搭載のスイッチを使用してのオンとオフは本体上部の赤いLEDで確認できます。
ゾアのGain幅は軽くブレイクアップするクランチからヘビーにグラインドする歪みまで設定が可能です。使用するギターのピックアップはもちろんですが、ゾアの歪みのキャラクターを決定付ける大きな部分はWeightで、EQセクションでの微調整が鍵になります。
歪み回路としては昔ながらの製法で開発しましたが、この3バンドパッシブEQがゾアの質感を現代的な歪みとして出力します。一見シンプルに見えるEQセクションですが、各帯域が相乗効果を生み、単純なカット/ブースト回路には無い細かな音作りを可能にします。
3バンドのEQとGainを使っての痒い所に手が届く音作りはゾアの強みですが、Weightが最終的に音作りの締めとなる鍵を握るでしょう。回路上通過する信号の低音部の量を決定し、最終的な出音のキャラクターに重要な役割を果たします。まずは3バンドのEQを12時に方向に設定し、Weightを調整しながらどれくらい音全体に影響を与えるか聞いてみてください。ローゲインのブーストからオーバードライブ、ハイゲインのディストーションからHi-Fi感覚のファズの領域まで広くカバーします。
Levelノブは12時方向に設定する事によって、入力された信号と同等の出力になりますが、他のノブの設定の仕方によって変化します。出力の変化のみならず、ゾアの歪みのキャラクターにも若干影響しますので注意してみてください。3バンドEQとの兼用で(EQで各帯域をブーストしLevelで音量を抑えるなど)、昔ながらのローパスフィルターを使用した様な感覚で、広い帯域での音作りが可能になります。
■Zoarを18Vで鳴らす
もっと歪みの質にこだわりたい方も居ますよね?それなら是非ゾアを18Vの電源で試してみてください。通常の9Vよりも高い電源を使用する事で、ゾアのフリークエンシーレスポンスとダイナミクスに変化が生まれ、手元のピッキングにさらに素早く反応するはずです。18Vで使用の際はクリーントーンはもっとワイドに、歪みのキャラクターにはさらなるパンチ感が生まれてノートの粒立ちもクリアになります。低音部はタイトに、高音域の再現力も上がり、ペダルの出力は2倍近くに上がります!出力の高いアンプとはまた一味違った感触の歪みになりますので、是非18Vでもゾアをお試しください!
【コントロール】
Level: 出力の調整。
Weight: 入力された信号の帯域を調整し、歪みの音色とサチュレーションに変化を付けます。Weightを上げる毎に低音が増し、クリッピングも早くなり低音部分の歪みにも作用するので、タイトなディストーションからルースなファズ感覚の歪みが生まれます。
Gain: 時計回り方向に上げていくと歪みの量が増えます。トランジスタのバイアスの調整なのでノブを動かすと回路上ノイズが発生しますが故障では有りません。
Bass: パッシブのEQで0 - 800Hzの低音域を+/- 15dBの範囲で調整できます。
Middle: パッシブのEQで500Hz - 3kHzの中音域を+/- 10dBの範囲で調整できます。
Treble: パッシブのEQで1kHz-10kHzの高音域を+/-15dBの範囲で調整できます。
【仕様】
■寸法 12.065cm x 6.35cm x 6.35cm
■消費電流 10 mA
■入力インピーダンス 1 MOhm
■出力インピーダンス <10 kOhm
■フレキシ・スイッチング
この製品にはフレキシ・スイッチ (Flexi-Switch) 機能が搭載されています。電子リレー方式のトゥルーバイパスで、踏み方の違いによって通常のラッチ式のスイッチとしても、モーメンタリースイッチ(アンラッチ式)としても使用可能です。
ラッチ方式のスイッチとしての使用の場合は、通常のエフェクターのスイッチの様にオンにしたい時に一回踏み、オフにしたい時にスイッチを再度一回踏み込んでください。
モーメンタリー方式のスイッチとしての使用の場合は、スイッチを踏み込んでいる間だけエフェクターがオンになり、一度スイッチを放すとオフになります。
ゾアは電子リレー方式のスイッチを使用しておりますので、電源が供給されなければ入力された信号は出力されません。