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究極のPAFクローンを製造すると話題のThroBakから、低出力のPAFを模したESG-１０２B MVX。
PAFクローンを謳うピックアップは世の中に数あれど、これ以上こだわりの強いピックアップはそうそうありません。
製造はすべてアメリカの自社工場で行われ、Leesona 102Bというヴィンテージ機械でのワイアリングを特徴としています。
フラッグシップモデルのSLE-101とは異なる機械でのワイアリングが行われ、ヴィンテージ機会のラフで不規則なワイアリングはそのままに、ピックアップのキャラクターに合わせてワイアリングマシンを変更するこだわりよう。
マグネットはフロントにショートタイプのアルニコ２、リアにはアルニコ５とこちらもキャラクターを考えてあえてのチョイス。
特に低出力モデルとして、面白いのは抵抗値。
決して抵抗値イコール出力ではありませんが、フロントが7.5KΩ・リアが7.4KΩ。
通常リアの方が抵抗値を高くしてキャラクターの違いを付けるのがセオリーとされていますが、こちらはほぼ同じで、むしろリアの方が抵抗値が低く設定されています。
メーカーの保有するPAFからコピーしたというだけあって、リアルなPAF感はむしろこちらの方なのではとも思わせるニヤリ仕様。
SLE-101等のモデルが発売された当時のヴィンテージレスポールに搭載されていたPAFのサウンドの忠実な再現となっているのに対して、こちらは現在のPAFの忠実なコピーと言えるのではないでしょうか。
名前の通り、メーカーの推奨搭載機種はSGやES-335。
ソリッドからハコモノまで幅広く対応してくれるでしょう。
国内では希少なモデルとなりそうです。
憧れのサウンドを手に入れるチャンス。この機会に是非！！
＊リア用 7.4KΩ
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