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完全オリジナル筐体のプロフェッショナルユース用のボリュームペダルBloomery VPも記憶に新しいTapestry Audioからついにストンプペダルがリリースです。
本機”Fab Suisse”は名機Blues Breakerがベースの1台。
オリジナルはジョン・メイヤーの使用で一躍レジェンドペダルに駆け上がり、
King of Toneなど名作オーバードライブのベースとしても有名な王道のドライブペダル。
本機はオリジナルと比べて、解像度が高く、スムースですっきりとした質感。
天井に余裕があり、情報量の多い素性が特徴的です。
かといって嫌味なハイファイ成分は無く、はらりと各弦が分離し、
独特のブルージーなトーンは失われるどころか、むしろ上記の再生能力によってより鮮明に聴こえて来ます。
ローゲインなドライブペダルと言うと、Klon系を始め近年のトレンド。
本機の特徴は張り出し感やレンジの補正もありますが、その他のローゲイン、トランスペアレント系と比べて質感そのものが優れる点も印象的。
Blues Breaker特有の枯れたテイストと艶感両方を持ち合わせ、
オリジナルには無い3EQによって存分に調整が可能。
オリジナルからの追加点は3 WayのクリッピングSWも。
上記の優れた素性と合わせて、オリジナルには無いよりクリアな質感かつ更なるローゲインを実現可能。
レンジが広いので、Gainを上げて行くと低域もスケールがそのまま大きくなるのが優秀で、
本機をブースターとしても良し、本機を他のブースターで受けても良し。
便利なだけでもハイファイなだけでもない、
オリジナルの質感を残し、そのままブラッシュアップさせた優れた1台です。
また、”Knob Stop”機構により、セッティングを固定することも可能。
この辺りもステージユースをかなり意識した作りを感じさせます。
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