【製品概要】
大きめのキャビネットと強力な8″ロングスロー・ベースドライバーのペア、そして広いダイナミックレンジを持つPMC8-2アクティブ3ウェイ・スタジオモニターは、大規模なスコアリングセッションやポストプロダクション、マスタリングのような要求の極めて厳しい環境において厳格なリファレンスモニタリングが行えるように設計されています。他のPMCスピーカーと同様に、その非常に安定した指向性とトーンバランスにより、PMC8-2は小型のPMCスピーカートと簡単かつシームレスに組み合わせて、より大きなマルチチャンネルシステムやイマーシブシステムを構築することができます。
2個のベースドライバーは、PMC6-2で用いられているのと同じPMC55ミッドレンジユニットやDSPシステム、400 WクラスDアンプの4チャンネルと組み合わされています。また、本機はリアパネルから直接、もしくはコンピューターやタブレットからブラウザベースのSoundAlignソフトウェアを使って設定が可能です。
精密に調整されたATLTMキャビネットと六角形のLaminairTM通気口を備えと、PMC8-2はメインのリファレンスモニターに迫る驚異的なパフォーマンスを発揮します。25Hzまでのスムーズで安定した低域レスポンス、明瞭な中音域、広く安定したサウンドステージングなど、メインのリファレンスモニターに迫る驚異的なパフォーマンスを実現しています。本シリーズの他のモデルと同様に、PMC8-2の優れた解像度、忠実さ、ダイナミクス、低音の正確さは、ミックスの決定を自信を持って素早く行うことを可能にし、長時間のセッションでも聴き疲れしません。
本機にPMC8-2 SUBを追加することで、システムの低音のヘッドルームが6dB高まるXBDシステムにアップグレード可能です。理想的なリスニング高さに配置するために本機とPMC8-2 XBDシステムには高低2種類の専用フロアスタンドが用意されています。
THE SOUNDALIGN INTERFACE
SoundAlignTM Webインターフェイスは、ニアフィールド、ミッドフィールドのアクティブモニターとサブウーファーを、シンプルで直感的にコントロール、設定することができます。各モニターにはウェブサーバーが内蔵されており、スマートフォン、タブレット、PC、Macのウェブブラウザを使って、標準的な有線イーサネット接続でアクセスすることができます。ステレオでも、複雑なイマーシブシステムでも、セットアップを簡単に行うことができます。
【主な特徴】
■ATLTM搭載 アクティブ 3ウェイ・ニアフィールド・リファレンスモニター
■周波数特性 : 25 Hz~25 kHz(-3 dB、1 mフルスペース、音響軸上にて)
■最大音圧レベル SPL: 113 dB @1m
■最大瞬間音圧レベル:125dB @1m
■最新鋭のClass-Dアンプを搭載。HF 400 W、MF 400 W、LF 400 W×2
■アナログ/AES3デジタル入力(16/24ビット、18~192 kHzサンプルレート)
■デジタル「スルー」出力 (AES3 24ビット 96kHz)
■専用ネットワークコントロールインターフェース、SoundAlignTMでEQ設定が可能
■洗練されたDSPによるクロスオーバー、EQ、ディレイ、位相の設定が可能
■縦置き/横置きの自動DSP補正
■PMC8-2+PMC8-2 SUBで「PMC8-2 XBD」として使用可能、ヘッドルームが6 dBまで高まる
■PMC8-2(40″)およびPMC8-2 XBD(19″)向け専用スタンド(オプション)
【製品仕様】
■タイプ:ATLTM搭載 アクティブ 3ウェイ・ニアフィールド・リファレンスモニター
■ドライブユニット
・LF 2×PMC 200 mm(8″)studio 8 ドライバー
・MF:PMC 55 mm(2″)ソフトドームミッドレンジ
・HF:PMC 27 mm(1″)ソフトドームツイーター
■ATLTM有効長:3 m
■周波数特性:25 Hz~25 kHz(-3 dB、1 mフルスペース、軸上にて)
■感度:+4dBu入力信号=98dB SPL @1m
■最大音圧レベル:113dB @1m
■最大瞬間音圧レベル:125dB(@ 1m)※
■指向性:H +/-60度、V +50/-40度(-6dB off axis @10kHz)
■入力:XLRでアナログとデジタルのAES3を切り替え可能
■寸法:H534 × W551 × D440 mm
■重量:39 kg(1台)
※フルスペース測定から+3 dBとして算出されたハーフスペース値。12 dBクレストファクタの20 Hz~20 kHzピンクノイズ(IEC)、AES2-1984に定める2時間の検査時間