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【製品概要】
ポリフォニーを念頭に置いて設計された4chエンベロープ
Quantus Trajectaは、ポリフォニーを念頭に置いて設計されたクワッドエンベロープです。各コントロールは4つのエンベロープを同時に調整するため、それぞれの音色を一度にコントロールすることも可能です。当初はCursusとLoquelic Iteritas Percidoからエンベロープの構造を借りて設計されましたが、TremoloとADSRモードの追加により、さらに多くの制御が可能になりました。QTは音楽的であり、演奏可能であり、実用的です。
【機能】
■ADSR/Trem/A/D
エンベロープのグローバルモード設定です。ADSRは伝統的な4段エンベロープに、音楽性を高めるエクスポネンシャルカーブを採用。Tremはトレモロエフェクトの作成に便利な、ユニークな3段エンベロープ/LFOを搭載しています。A/Dはのエンベロープに似た、カーブを調整できる2ステージのエンベロープです。
■ADSRモードでは、4つのパラメーターでAttack、Decay、Sustainをコントロールします。
■Tremモードでは、4つのパラメータでAttack、Rate、Wub、Releaseを制御します。
・Attack:立ち上がり。エンベロープが最小から最大になるまでの時間、LFOが最大レート(Rateで設定)に達するまでの時間を調整します。
・Rate:内部LFOが発振する最大速度。
・Wub:LFOの変調の深さ。
・Release: 入力ゲートがローになった後、最大から最小になるまでにかかる時間とLFOが減速する時間を調整します。
■A/Dモードでは、Time、A/D、A Curve、D Curveの4つのパラメータがあります。
・Time:エンベロープ全体の時間を設定します(アタックとディケイの両ステージに影響します)。
・A/D:Timeで設定した期間内で、アタックタイムとディケイタイムの比率を設定します。完全に左にするとエンベロープはシンプルなディケイになり、完全に右の場合はエンベロープはアタックのみ、中間のポイントは、両者のミックスで、中央のアタックとディケイタイムが等しくなります。
・A Curve:アタックステージのカーブを、exponential、linear、logarithmicと調整します。
・D Curve:ディケイステージのカーブを、exponential、linear、logarithmicと調整します。
■Long/Medium/Short
エンベロープタイムのレンジを調整します。
■Hold
ボタンが押されている間、またはハイゲートが押されている間、すべてのエンベロープを現在のレベルでフリーズさせます。
■In 1-4
トリガー/ゲート入力です。入力は左から右へノーマライズされています。
■CVins
対応するパラメータにCVを入力します。各ノブはオフセットとして機能し、CV入力と合計されます。
■Out 1-4
エンベロープのアウト。
【製品仕様】
■サイズ:10HP
■Max Depth:22.9mm
■消費電流 +12V:40mA/-12V:10mA
※この商品はモジュール型シンセサイザー(ユーロラック・モジュラーシンセ規格)です。単品での使用はできません。
いくつかのモジュールを組み合わせての使用となります。電源供給ユニット、マウントケースが別途必要です。