密閉型ヘッドホンでありながら開放型ヘッドホンのような自然な響きと広がりが魅力!
【製品概要】
近年、パソコンやスマートフォンなどで音楽を聴くことが 主流となっている中、音楽の本当の感動を届けるためには、 ヘッドホンやイヤホンが最後の砦になると言えます。
「TAGO STUDIO T3-01」は作曲家・音楽プロデューサー多胡邦夫氏と高崎市が立ち上げたプロフェッショナル専用のレコーディングスタジオ「TAGO STUDIO TAKASAKI」と、同じく高崎市に設計・開発拠点を構えるヘッドホン/イヤホンのODMメーカー「TOKUMI」の共同開発によるモニターヘッドホンです。
音のプロフェッショナル達の、音造りに込めた思いをそのまま届けたい。 一流レコーディングエンジニア、アーティストの要望や意見を集められる “TAGO STUDIO”ならではのヘッドホンを作りたい。
そんな思いから、同じ群馬県高崎市で長年ヘッドホン作りを続けている製造メーカー“TOKUMI”に協力を仰ぎ、開発がスタート。
約2年もの歳月をかけてようやく製品化となったヘッドホン。
それが「TAGO STUDIO T3-01」です。
【製品特徴】
■目指したのは、究極のナチュラルサウンド
音のプロフェッショナル達の現場、すなわちスタジオでの使用を想定しているため、当然ながらその要求は高くなります。レコーディングエンジニアやアーティストが作った音を忠実に再現するため、目指したのは究極のナチュラルサウンド。さらに、長時間の使用に耐える強度。使用者の負担を軽くする装着性。消耗パーツを交換可能にすることにより実現した永続性。デザインや設計、素材のひとつひとつにまでこだわり抜くことで、サウンドクリエイター達の妥協のない要求に応えました。
■美しい木目、美しい響き
ハウジング部分の特徴的な木製部品は、国産の楓材を用いています。この部品は、家具や建築など長年様々な木と向き合ってきた飛騨高山のオークヴィレッジによる逸品です。そのこだわりの無垢材を生かすため、楓本来の表情、自然の温もりをそのまま伝えるデザインになっています。楓材は楽器でも良く使用される木材で、モニターサウンドに有利な原音に忠実かつナチュラルな響きが得られます。匠の技とこだわりの素材により、これまでにない美しい外観と美しい音響を実現しました。
■シルクプロテインコーティング
ドライバーユニットには、本機のために新開発した高性能φ40mmドライバーユニットを搭載しています。そして、使用している振動板には、群馬県繊維工業試験場との共同研究成果品であるシルクプロテインコーティングを採用しています。このコーティング技術は、長い歴史がある伝統の群馬県産シルクを、高い技術力で振動板に適するよう精練し、溶液化することで成功したものです。伝統の素材と新しい発想により、自然で綺麗な伸びのある音質を実現しました。
【製品仕様】
■ドライバーユニット:Φ40 mm
■形式:密閉ダイナミック
■出力音圧レベル:100 dB SPL/mW
■周波数特性:5Hz ~ 40kHz
■最大入力:1000 mW
■インピーダンス:70Ω
■質量:約321g(ケーブル含まず)
■プラグ:Φ3.5 mm 金メッキステレオミニプラグ
■ケーブル:1.8 m(Y型、着脱式)
■付属品
・ヘッドホンケーブル
・Φ6.3標準プラグアダプター
・キャリングケース