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Afterneath Eurorack ModuleはエフェクトペダルメーカーEarthQuaker DevicesのリバーブペダルAfterneathのユーロラック版エフェクトモジュールです。
【Feature】
Afterneath Eurorack Moduleは沢山のショートディレイを重ねて得られる効果を利用したリバーブエフェクターです。
まるで洞窟の中に居る様な錯覚をさせるリバーブや、ショートディレイが散りばめられるリズミックで不思議なリバーブまで今までのリバーブの概念を覆すエフェクトです!
元々はコンパクトペダルとしてEQDから発売されていたエフェクターがモジュラーシンセのシステムに組み込める様に再設計されました。
Afterneath Eurorack Moduleのオーディオ入出力はInput/Outputの他にReflectフィードバックのSend/Returnを装備し、8つのツマミと1つボタンで操作するパラメーターを搭載しています。
4つのパラメーターは外部CVでコントロールが可能で各CVインプットにはアッテネバーターを装備しています。
Afterneathのオーディオ信号は高品質なデジタルエフェクト音と、完全なアナログ回路を通ったドライ音がミックスされて出力されます。
【Interface】
■Inputツマミ
入力された信号のゲイン設定です。インストゥルメントレベルからモジュラーレベルまで対応しています。
■Dampenツマミ
エフェクト音のトーン設定。右に回すと暗い音色に、左に回すと明るい音色になります。
■Reflectツマミ
リバーブのフィードバックレベルの設定。
右に回すと波の押し寄せる様なエコー感が増し、左に回すとリバーブの様な響きになります。
このツマミをセンター付近から右に設定するとリバーブが自己発振します。
Reflect Returnジャックにプラグを刺して信号を入力した場合このツマミはリターンレベルのアッテネーターとなります。
■Mixツマミ
Outputジャックから出力され音へのエフェクト音のミックスレベルを設定します。
このツマミでドライ音を0にする事はできませんが、Dry Killボタンをオンにするとエフェクト音だけ出力する事が可能になります。
■Dry Killボタン
このボタンをオンにすると出力信号から完全にドライ音を取り除き、エフェクト音だけ出力されます。
■Dragツマミ
Afterneathのエフェクトに特徴を付ける最もクールなパラメーターはこのDragです。
Afterneathは沢山のショートディレイを重ねてリバーブエフェクトを作り出しており、Dragによって全てのディレイタイムを設定します。
Dragでリバーブの跳ね返り具合が調節され、左に回すとタイムが長くなりディレイの質量が増えリズミックなリバーブに、右に回すとタイムが短くなりリバーブの跳ね返り感が少なくなりますが独特なリバーブ感を得られます。
単音、コード等を一回弾いてDragをゆっくり回してみてください。
リバーブの発振も含め、エフェクト音のピッチが変わり残響音がワープしている様なリバーブ効果が得られます。
■Modeツマミ・LED
Dragツマミを回した際にリバーブ音の音程変化のモードを設定します。
あわせて外部CVを入力した際にどの様に反応するかも決まります。
モードの種類は全9種類で3種の無段階可変と6種類のスケールモードがあります。
Unquantized、Unquantized with Slew、Unquantized Volt/Octave、Chromatic Scale、Major Scale、Minor Scale、Pentatonic Scale、Octaves & Fifths、Octaves
現在のモードはマルチカラーLEDの色で表示されます。
■Diffuseツマミ
リバーブ(ディレイ音)の広がり方の設定。左に回すとシャープでアタック感の有る質感に、右に回すとリバーブ音が粒子上に拡散され静かに波が押し寄せるアンビエントな質感になります。
■Lengthツマミ
リバーブの長さの設定。右に回すほどリバーブの残響が長くなり完全に右に回し切ると永遠に残響音が広がります。
■Drag CV アッテネバーターツマミ
DragをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では-方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。
■Mode CV アッテネバーターツマミ
ModeをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では-方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。
■Diffuse CV アッテネバーターツマミ
DiffuseをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では-方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。
■Length CV アッテネバーターツマミ
LengthをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では-方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。
※Afterneath Eurorack ModuleのCVインプットは+1.6V~+4.1Vの範囲の電圧で正常にコントロールすることを想定して設計されています。
電圧レンジ外のCVやマイナスのCVでも反応はしますが、設計の意図通りの動作とならない場合があります。
■Drag CV Inputジャック
外部のCVをを利用してDragをコントロールできます。
■Mode CV Inputジャック
外部のCVをを利用してModeを変更できます。
■Diffuse CV Inputジャック
外部のCVをを利用してDiffuseをコントロールできます。
■Length CV Inputジャック
外部のCVをを利用してLengthをコントロールできます。
■Audio Inputジャック
インストゥルメントレベルからモジュールレベルの入力信号に対応しており、Inputノブを使用して入力信号のゲインを設定します。
■Reflect Sendジャック
Reflectのフィードバック出力となり、もう一つの出力として使用したり外部のエフェクト等を掛けてReturnに戻しフィードバックの質感に変化を加えることを可能にします。
このジャックにプラグを刺しても内部のフィードバック信号経路に影響を与えません。
■Reflect Returnジャック
ReflectのSendを介して外部処理された信号をここに接続します。
Reflectのフィードバックが必要無い場合は追加のオーディオ入力としても扱えます。
このジャックにプラグを刺した場合、Reflectツマミは入力信号のアッテネーターとして機能します。
*注意:ディストーションやレゾナントフィルターをReflect Send/Returnに扱う時に、入力された信号が簡単に自己発振してしまう事があるので注意ください。Reflectツマミによるアッテネートの調整が重要になります。
このジャックにプラグを刺すと内部のフィードバック信号の経路は遮断されますが、Reflect Sendは有効となります。
■Outputジャック
オーディオ出力ジャック
【Spec】
■サイズ:16HP
■Max Depth:21mm
■消費電流 +12V:95mA/-12V:0mA
※この商品はモジュール型シンセサイザー(ユーロラック・モジュラーシンセ規格)です。単品での使用はできません。
いくつかのモジュールを組み合わせての使用となります。電源供給ユニット、マウントケース、出力用ジャックを備えた製品が別途必要です。