こちらの商品は【Recording Proshop Miyaji (RPM)】のお取り扱い商品です。
お電話でのお問い合わせは03-3255-3332まで。
【製品概要】
真空管アンプに新たな可能性を
WAZA Tube Amp Expanderは、ライブ・パフォーマンスやスタジオ・レコーディングで求められる真空管アンプの音・表現力に、新たな可能性をもたらすプロフェッショナル・ロード・ボックスです。可変式のリアクティブ・ロードに加え、アクティブ・アナログ・パワーアンプ、マイキングを含むキャビネット・シミュレーター、IR ローダー、オーディオ・インターフェイスなどの実用的な機能により、ビンテージの真空管アンプの楽しみ方が新次元に広がります。
BOSS/Roland独自の “Tube Logic” により、真空管アンプのコア・トーンを忠実に保持しながら、アンプをクランクアップした状態のサウンドを好みの音量で演奏することができます。 また、豊富な拡張性、高品位な内蔵エフェクト、10種類までの保存とカスタマイズが可能なRIGの設定、フットスイッチによるリアルタイム・コントロールなどにより、ライブやレコーディングなどあらゆる環境でベストなサウンドを再現することが可能です。最先端テクノロジーとクラフトマンシップが惜しみなくつぎ込まれたWAZA Tube Amp Expanderは、真空管アンプを愛するギタリストに欠かせないロード・ボックスです。
■熟練のエンジニアによる、音・表現力に対する飽くなき探究と “Tube Logic”をベースに構築された、真空管アンプ専用ロード・ボックス
■アナログ回路で設計されたリアクティブ・ロードは、最大150ワットの真空管アンプまで対応
■接続するアンプに合わせて理想的なインピーダンスに調整可能なリアクティブ・ロードにより、真空管アンプが持つダイナミックなトーンとフィーリング、歪みのキャラクターを忠実に再現
■好みの設定を10種類まで保存できるRIG設定は、フットスイッチや本体パネルより瞬時に呼び出しが可能
■GA-FC/FSシリーズのフットスイッチ(別売)対応、MIDI イン/アウトを装備。様々な設定をリアルタイムにコントロール可能
■シームレスな音量コントロールを実現したディスクリート・アナログ回路設計の100ワット・クラスAB・パワーアンプを内蔵
■32ビットAD/DA、32ビット浮動小数点処理、96 kHzサンプリング・レートの強力なDSPセクション
■カスタマイズ可能な高品位ステレオ・エフェクト搭載(コンプレッサー、ディレイ、リバーブ、4系統のEQ)
■22種類のキャビネット・シミュレーションと5種類のマイク設定に加え、3種類のルーム・マイク設定を選択可能。また、IRデータ取り込み用に4つのスロットを装備
■直列/並列接続が可能な外部エフェクト・ループと、アンプ・チャンネル切り替え用のコントロール・ジャックを搭載
■最大2台の外部スピーカー・キャビネットへ接続可能なパラレル・スピーカー出力
■PAコンソール、ステージ・モニター、およびレコーディング機材に接続するためのバランスXLRライン出力(モノラルおよびL/Rステレオ)
■ラインアウトの音をモニターできるヘッドフォン端子を搭載
■キャビネット・シミュレーターや詳細なマイク設定、エフェクトの編集、rig設定の保存管理ができる専用エディター・ソフトウェア(Mac/Windows)
■DAWレコーディング、エディター接続用USB搭載
■付属のブラケットによりラックマウントが可能(本体2U + 空冷用2U必要)
【主な特徴】
クラフトマンシップにより生み出された真空管アンプ専用の多機能ロード・ボックス
妥協なきクラフトマンシップと進化する独自の“Tube Logic”により設計されたWAZA Tube Amp Expanderは、真空管アンプのトーンとレスポンスを損なうことなく、そのポテンシャルを拡張することができます。このデバイスが開発されたルーツは、2016年にリリースされたBOSS初のアンプ、WAZA Amp Headの開発過程です。 BOSSの開発チームは、真空管アンプがもつ様々な相互作用を分析する過程で、電圧の変化と音の関係やスピーカーの挙動を研究するために、カスタム設計のロード・ボックスを独自開発しました。この過程を経て蓄積された技術と経験が、WAZA Tube Amp Expanderが生まれる基礎となったのです。
クランクアップしたトーンとフィーリングをあらゆる音量で
真空管アンプを愛するギタリストにとってベストなサウンドとフィーリングは、音量を上げてクランクアップしたときに生まれます。しかし、このようなサウンドとフィーリングを十分に引き出すことができる環境がいつもあるとは限りません。音量調整可能なロード・ボックスやアッテネーターは、意図するレベルに下げることができる一方で、トーン、ダイナミック・レスポンス、歪みのキャラクターには変化が加わり、サウンド面について満足のいく結果を得られない場合があります。WAZA Tube Amp Expanderのリアクティブ・ロード・セクションは、これらの意図せぬ変化を生むことなく、ボリュームをコントロールしながら、好みの真空管アンプのクランクアップ・サウンドと、その相互作用によって生まれるフィーリングをあらゆる状況で再現することができます。真空管アンプのトランスとリアクティブ・ロードの相互作用を最適化するREZONANCE-Z/PRESENCE-Zコントロールは、本体パネル上の16の設定から選択が可能。まさに使用する真空管アンプとベストマッチングしたスピーカー・キャビネットに接続されているかのように最適化することができます。ビンテージ・コンボから現代的なハイゲイン・アンプまで、最大150ワットの真空管ギターアンプをサポートします。
ライブ・パフォーマンス、レコーディングを実用的にサポート
WAZA Tube Amp Expanderはベストなトーンとフィールを最適な音量で提供するだけにとどまらず、ステージ、スタジオなどプロフェッショナルな場面に応える実用的な機能を搭載したデバイスです。高品位なエフェクトとEQ、キャビネット/IR、エフェクト・ループのオン/オフ、MIDIプログラム・チェンジ(外部MIDIエフェクトのコントロール)、アンプのチャンネル切り替えにも対応。好みのRIG設定を10個まで本体に保存することができます。本体パネルにはこれらの設定を呼び出すノブに加え、リバーブなどのコントロール・ノブも搭載しています。また、スタジオやステージで設定の変更が必要になった場合でも、本体のWRITEボタンを使用すれば即座に上書きが可能です。
さらに、オプションのGA-FCフット・コントローラーを接続することで、様々なコントロールを足元で行うことができます。10個のRIG設定に即座にアクセスでき、ディレイ、タップテンポ、SOLO/EQスイッチ、エフェクト・ループのオン/オフ、アンプ・チャンネルの切り替えなどのリアルタイム・コントロールが可能です。GA-FCにオプションのエクスプレッション・ペダルを接続すれば、音量レベルもコントロールできます。さらには、より高度なセットアップを行うためのMIDIコントロールにも対応しています。
充実のエフェクト
WAZA Tube Amp Expanderは、高品位なBOSSエフェクトと外部エフェクト・ループを搭載しているので、エフェクト・ループを持たないビンテージ真空管アンプに実用的な拡張性をもたらすことができます。また、内部エフェクトの基礎となるDSPエンジンは、最先端の32ビットAD/DA、32ビット浮動小数点処理、および96 kHzサンプリング・レートで、プロ・クオリティの音質をステレオで実現。エフェクトは、コンプレッサー、ディレイ、リバーブが搭載され、専用エディターでのカスタマイズもできます。最大4系統まで同時使用できるEQも搭載しており、1系統はブースターとして使用することも可能。外部エフェクト・ループは直列/並列接続を選択でき、入力レベルも切り替え可能なので、一般的なストンプボックスだけでなく、ラック・エフェクトなどライン・レベルのデバイスもサポートします。
あらゆるシチュエーションに対応する出力を装備
WAZA Tube Amp Expander背面にはパラレル・スピーカー出力を搭載。100ワットのクラスABアナログ・パワー段を経て、最大2つのキャビネットを接続することができます。パワー段は、極めてスムーズな音量のコントロールを実現しており、音量を下げるだけでなく、低出力の真空管アンプをライブ用途として音量を持ち上げることも可能です。ノイズに強いバランス方式のモノラルとステレオのライン出力は、キャビネット・シミュレーターやマイク設定、IRローダーを備え、PAミキサーやステージ・モニター、レコーディング機器など多様なダイレクト出力に対応。USB出力も搭載しているので、DAWを使用してトラック作成する際にも威力を発揮します。また、ヘッドフォン出力を使用すれば、真空管アンプのトーンはそのままで、周囲の環境を気にせずに練習することができます。
さらなるカスタマイズ性
WAZA Tube Amp Expanderは本体のセッティングだけでも十分にそのパフォーマンスを発揮しますが、USB接続で専用エディターを使用すれば、さらに可能性が広がり、プレイヤーの創造性を刺激します。エフェクトやEQの細かい調整に加え、ライン出力用に、22種類のキャビネット・シミュレーションおよび5種類のマイク設定が可能です。これに加え、部屋鳴りを調整するルーム・マイク・オプションを3種類選択できるので、音の広がりや奥行きなどの臨場感まで緻密に調整できます。また、必要に応じ、4つまでIRデータを読み込むことが可能です。 RIGごとの細やかなMIDI設定、システム・パラメーター調整、さらには小音量時の補正機能などもエディターから設定可能です。このように、ライブやレコーディングなどの用途に合わせて好みの設定を管理・保存することが可能です。