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【製品概要】
名機2500が新機能を搭載。待望のアップデート
定番ステレオバスコンプレッサー、2500が2500+にバージョンアップデートされました。
2500+はステレオミックスのトーンをパワフルにパンチを与えるコンプレッサーとして多くの楽曲に使用される、550シリーズと並んでapiを代表する名機です。
多くのエンジニア達がそれを「マジカル」と表現しています。
OUTPUT
Mix/Blend
新機種、2500+は多くのエンジニア達の意見がフィードバックされ、今回Mix / Blend機能が搭載されました。所謂Dry/Wetミックス機能です。2500にこの機能を搭載することは多くのプロフェッショナルが望んでいた機能です。今後はバスチャンネルを用いる必要なく、ルーティングの配線ロスを気にすることもなく、効果的なパラレル・コンプレッション処理が行えます。
*Mix/Blendは3種類のモードが選択できます*
- OFF = Dry信号無。コンプレッションされた信号(Wet音)のみ
- X(Cross) = MIXコントロールはDry音とWet音をクロスフェードさせます。音量変化は最小限に抑えられます。
- II(Parallel) = 100%Dry音に対し、MIXノブでWet音を付加します。ミキシングコンソールのフェーダーでWet音をフィードする感覚で使えます。
GAIN
出力ステージはapiオートメイクアップゲインボタンを装備しています。これは自動的に一定の出力レベルを維持するために圧縮比やスレッショルドレベルを自動的に変化させる機能です。 メインパスは全段ディスクリート構成による高品位なサウンドクオリティを実現し、さらにフロントパネルにはメカニカルタイプのVUメーターを装備。 入力、出力、およびゲインリダクションレベルを表示します。
TONE
New or Old
2500+はコンプレッサー New/Oldの2タイプのコンプレッションが選べます。
Oldはapi 525、1176やFair Childなどに見られるフィードバックタイプのゲインリダクションを使用します。
Newは他のポピュラーなコンプレッサーと同様にフィードフォワードタイプを使用します。
THRUST(R)
apiが特許を持つTHRUST(R)サーキットは入力ソースのスペクトラムエネルギーに応じてコンプレッサーの高域、低域の挙動を変化させ、様々なソースに最適なコンプレッションを与えることが可能です。
THRUST(R)はピンクノイズカーブをベースに設計されたフィルターをRMS検知回路の前段に配置することで動作します。
低域エネルギーをカット方向に、高域はブースト方向にカーブが設定されています。
例えばシンバルやアコースティック等の高域にターゲットを絞ることでスムースなトップエンドを得ることが出来ますし、ドラムバスではトップエンドを抑えながら低域のポンピングを抑え、パンチのあるドラムサウンドを得ることが可能です。
フィルターをインサートしないNORM、MED、LOUDと、音源に合わせて3種類のフィルターが選べます。
LINK
Stereo Link
2500はデュアルチャンネルデザインで、ステレオリンクはもちろんのこと、それぞれ別のユニットとして使用することもできます。
また、左右のステレオリンクの強度は0%~100%の間で選べます(位置固定、7カ所)。コーラスやアコースティックギターの左右のレベルを揃えつつ、センターイメージのシフトを最小限に抑えます。
また、ShapeスイッチでL/RのCVリンクの反応速度を変更出来ます。
【主な特長】
・api2520オリジナルオペアンプ搭載
・スレッショルドレベル:-20-+10dBu
・レシオ、アタック、リリースパラメーターの装備
・api「Thrust」回路の採用。RMSディテクターの前段にフィルターを搭載
・Mix/Blend回路の採用。2タイプのブレンド方式が選択可
・フィードバック、フィードフォワードタイプのゲインリダクション
・ソフト、ミディアム、ハードニー選択可能
・オートまたはマニュアルゲイン設定
・1/4 TRSジャックによるサイドチェーン入力対応
・クリッピングレベル:+32dBu