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【製品概要】
■ラージコンソールから高品位なマイクプリ、オーディオインターフェイス、そしてネットワークオーディオへ。数十年にわたり伝統と先進テクノロジーを繋いできた英国Focusriteより、オリジナルISA 110モジュールのデザインを継承するISA 828第二世代モデルが発表されました。
■トランスや高品位なマイクプリの仕様、そしてISA 110質感を再現する可変インピーダンス設定はそのまま、消費電力の効率化と発熱の抑制、信頼性を向上させた電源部の刷新しました。ADN8オプションカードによりADAT 、AES3そしてDanteへの接続に対応。ISAマイクプリを直接Danteネットワーク上で利用可能になります。
■Focusrite Studio ConsoleのオリジナルFocusrite ISA 110モジュールからシンプルなマイクプリアンプのデザインを継承したISA 828 MkIIは、8チャンネルFocusriteクラシックマイクプリアンプを搭載しています。全入力でLundahl LL1538トランスを採用し、各チャンネルにはマイクまたはライン入力のオプションを、入力1~4にはフロントパネルのインストゥルメント入力も備えています。各マイクプリは可変入力インピーダンスを利用でき、Focusriteマイクプリのオリジナル・インピーダンスを再現する「ISA 110」設定を始め、異なるサウンド・オプションを提供します。
■ISA 828 MkIIは60dBのゲインと+20dBの連続可変トリムにより、最大80dBの幅広いゲインレンジに対応します。ハイパスフィルターは、16~420Hzの可変カットオフ周波数に対応。ハイパスフィルターとキャリブレーション可能な各チャンネルには、6セグメントLEDメーターおよび切り替え可能なインサートポイントをリアパネルに搭載し、コンプレッサーやEQなどの外部機器をインラインプロセッサーとして使用可能です。
■ISA 828 MkIIをマイクおよびラインレベル入力は専用コネクタを備えており、全てのソースを同時接続し、ラックに常設することも可能です。 ISA 828 MkIIの新たに追加された機能の一つが、電力消費の効率化、発熱の軽減をはじめとする、より高い信頼性と操作を実現した電源部です。さらにオプションのISA ADN8アナログ-デジタル拡張カードは、最大24bit/192kHzのレートで8チャンネルのDante、ADAT、AES3出力を実現します。
【製品特徴】
■最大192kHz/24bit対応のオプションA-Dカード、Dante、ADAT、AES3への高品位・高精度なデジタルオーディオ変換が可能
■Lundahl LL1538入力トランス搭載のクラシックISAマイクプリ・デザイン
■スイッチング電源の設計により、内部温度を抑え効率的な操作が可能
■フロントパネル先頭4チャンネルにインストゥルメント入力を搭載
■専用コネクターとフロントパネルスイッチを備えたライン入力
■従来のISA 110を含む切り替え可能な入力インピーダンス設定
■ハイパスフィルター
■A-Dカード併用時に切り替え可能なインサート・ポイント
■チャンネルごとにキャリブレーション可能な6セグメントLEDピークレベルメーター
【製品仕様】
■マイク入力
コメントなしのもの以外は最大ゲインで全て計測(Rs = 150Ω)。以下はアナログ出力を使用して計測。
・ゲインレンジ:10dB単位で0dB~+30dB(30-60切替無効時)および+30dB~60dB(30-60切替有効時)+ 追加の+20dB連続トリム
・入力インピーダンス:Low = 600Ω, ISA 110 = 1400Ω, Med (Medium) = 2400Ω, High = 6800Ω
・最大入力レベル:+7dBu、最小ゲイン、ミディアムZ
・周波数応答(20Hz~20kHz):20Hz~20kHz ±0.2dB、最小ゲイン、ミディアムZ
・周波数応答(10Hz~110kHz):10Hz~110kHz ±1.5dB、最小ゲイン、ミディアムZ
・ THD + N: -92dB (0.0025%) @ -1dBr、最小ゲイン、ミディアムZ
・ EIN:-123dBu ’A’加重(標準)
・ S/N比:122dB’A’加重(標準)、ミディアムZ
・コモンモード除去比:997Hz CMRR: -93dB、最小ゲイン、ミディアムZ
・ファンタム電源 :+48V、チャンネルごとに独立して切替可能
・ハイパスフィルター:75kHzニー周波数、18dB/オクターブ、チャンネルごとに独立して切替可能
・フェーズ:選択された入力の位相を反転
■ライン入力
コメントなしのもの以外は最大ゲインで全て計測(Rs = 50Ω)。以下はアナログ出力を使用して計測。以下はアナログ出力を使用して計測。
・ゲインレンジ:10dB単位で-20dB~+10dB + 追加の+20dB連続トリム
・入力インピーダンス:Low = 600Ω, ISA 110 = 1400Ω, Med (Medium) = 2400Ω, High = 6800Ω
・最大入力レベル:+25dBu、最小ゲイン、ミディアムZ
・周波数応答(20Hz~20kHz):20Hz~20kHz ±0.1dB、ユニティゲイン、ミディアムZ
・周波数応答(10Hz~122kHz):10Hz~122kHz ±3dB、ユニティゲイン、ミディアムZ
・THD + N:-91dB (0.0028%) @ -1dBr、最小ゲイン、ミディアムZ
・S/N比:122dB ’A’加重(標準)、ミディアムZ
・コモンモード除去比:997Hz CMRR:-65dB、最小ゲイン、ミディアムZ
■楽器入力
コメントなしのもの以外は最大ゲインで全て計測(Rs = 600Ω)。以下はアナログ出力を使用して計測。
・ゲインレンジ:+10dB~+40dB (トリムポットを使った連続ゲイン搭載)
・入力インピーダンス:Low = 470Ω, High = 2.4MΩ
・最大入力レベル:+18dBu、最小ゲイン、ローZ
・周波数応答(20Hz~20kHz):20Hz - 20kHz ±0.1dB、最小ゲイン、ローZ
・周波数応答(10Hz - 110kHz):10Hz - 110kHz ±1.2dB、最小ゲイン、ローZ
・THD + N:-83dB (0.0071%) @ -1dBr、最小ゲイン、ローZ
・S/N比:100dB ’A’加重(標準)、最小ゲイン、ローZ
■クロストーク
・マイククロストーク
マイクトークバック:-60dB、20Hz~20kHz、最小ゲイン、ミディアムZ
・ラインクロストーク
マイクトークバック:-80dB、20Hz~20kHz、最小ゲイン、ミディアムZ
・楽器クロストーク
マイクトークバック:-80dB、20Hz~20kHz、最小ゲイン、ミディアムZ
■前面パネル接続部 楽器入力
・チャンネル数:2チャンネル入力
・楽器入力:4x 1/4”ジャック入力
■背面パネル接続部 マイク入力
・チャンネル数:8入力
・入力:8x メスXLR
■ラインレベル
・チャンネル数:8入力および8出力
・入力:8x 1/4”ジャック入力
・出力:1x DB-25コネクタ(AES59)
■インサート
・チャンネル数:8入力
・入力:1x DB-25コネクタ(AES59)
■デジタルカードスロット
対応カード:ISA ADN8
■PSU
PSU:1x IEC入力
■前面パネルインジケーター
コントロール機能:16x ノブ(ゲインおよびトリム)、60のスイッチ(オン/オフ切替、30-60ゲイン、+48V、フェーズ、HPF、インサート、Z In、入力、プレA-Dメーター、クロック選択、外部ワードクロック)
■背面パネルインジケーター
コントロール機能:1x ノブ(メータートリム)
■耐熱性
動作温度:最高室温摂氏40度まで
■寸法
・482mm (18.98”) 幅 x 325mm (12.80”) 奥行 x 88mm (3.46”) 高さ
・重量 7.05kg