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素早く正確にラウドネスレベルを解析/補正する、AudioSuiteプラグイン。
LM-Correct 2はAvid ProTools、Media Composerで動作するAudioSuiteに対応したプラグインで、モノ/ステレオ/5.1chサラウンドのオーディオ・リージョンのラウドネス値を瞬時に解析し、EBU R128、ITU-R B.S 1770-2などの国際規格に合わせたラウドネスレベルのファイルを自動的に生成します。VisLM-Hなどのラウドネス・メータープラグインと合わせて使用することで、ラウドネス管理の精度が向上し、作業時間の短縮にもつながります。
LM-Correctのバージョン2では、7.1chサラウンドまでのラウドネス計測と補正に対応、ダイアログ・ゲート機能が追加されました。
さらに、LM-Correct DynApt Extensionを追加することで、例えば、ダイナミックレンジの非常に大きい映画のオーディオトラックを、送出するメディアに合わせて、自動で最適化、単にラウドネス値だけをターゲットに合わせるのではなく、自然な結果を得ることが可能になります。
DynAptアルゴリズムはオーディオ・トラック全体を解析し、トランザクションを解析、ダイアログのあるセクションを特定します。そのあと最新のレベル・ライディング・アルゴリズムを使ってダイアログの明瞭度を確保しながら、ダイナミクスを圧縮、トランザクションも保持します。さらに特定の最大LRA、プログラムの平均ラウドネスなど、ラウドネスのターゲットにも自動的に合わせることができます。
Pro ToolsやMedia Composer上での使用に加え、LM-Correctはスタンドアローンのアプリケーションとしても動作します。コンピューターやサーバーにあるモノ~7.1chまでのオーディオ・ファイルを解析、必要な平均ラウドネス値に補正したファイルを生成することが可能です。
LM-Correctは、最終段階のセーフティネットとしての役割も果たします。完成したファイルに、ラウドネス仕様を満たさないエラーが発見された場合、これをその場で補正することができます。
LM-Correctを使用することで、現在のプロジェクトやエディット環境を離れることなくオーディオの測定や補正を行うことができます。モノ、ステレオ、マルチ・チャンネルを問わず、高速なラウドネス処理が可能です。
【主な仕様】
・ファイルベースで正確にラウドネス値を分析/補正
・ラウドネス値分析にかかる時間を大幅に短縮
・トゥルー・ピーク値の計測とリミッティング
・モノ/ステレオ/5.1/7.1チャンネルサラウンドに対応
・ARIB TR-B32、EBU R128、ITU-R B.S 1770-2、ATSC A/85国際基準に対応
・ターゲットのインテグレーテッド・ラウドネス値、トゥルー・ピーク値は任意に数値を入力して指定可能
・AudioSuiteおよびスタンドアローン・アプリケーションとして使用可能
・LM-Correct DynApt Extensionを追加することで、送出メディアにあわせて自然なダイナミクスの変化で求めるラウドネス値に合わせることが可能に
【動作環境】
(Mac OS X)
Mac OS X 10.6-10.9
Intel Core Duo 1.66GHz以上のCPU(PowerPC非対応)
512MB以上のRAM空き容量
AU、VST(2.4/3)、AAX Native & AudioSuite(各32/64bit)、RTAS(Pro Tools 8以降)スタンドアロン対応*
(Windows)
Windows 7/8
Intel Core Duo 1.66GHz以上のCPU
512MB以上のRAM空き容量
VST(2.4/3)、AAX Native & AudioSuite(各32/64bit)、RTAS(Pro Tools 8以降)スタンドアロン対応