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【製品概要】
Impact LX49+ と LX61+ は、インテリジェントで表現豊かな演奏、操作を実現するUSB MIDIコントローラーです。その利便性はこれまでの数々のプレミアムコントローラーでも達することのできなかった領域を突破することに成功しています。DAWと自動で接続するコントローラーを夢に見たことはありませんか? Impact LX+ がその思い描いた夢を現実にします。
Nektar によるカスタムデザインのDAWインテグレーションによって、Impact LX+ は Cubase、Nuendo、Digital Performer、Bitwig、FL Studio、GarageBand、Logic、Reaper、Reason、Sonar および Studio One との融和が図られています。Impact LX+ により、さらに創作に集中することができるしょう!
Impact LX+ コントローラーキーボード
Impact LX+ にはベロシティ対応のシンセタッチの鍵盤が採用され、ほどよいテンションが特長となっています。このピアノスタイルのボックス型鍵盤には、内部へのホコリや異物の侵入を防ぐ効果もあります。また演奏スタイルに合わせて4種類のベロシティカーブが用意されており、オルガン等のベロシティが不要となる演奏のために3つの固定ベロシティ設定も用意されています。オクターブとトランスポーズボタン、ピッチベンド、モジュレーションホイールも備え、幅広い表現をサポートします。
オクターブとトランスポーズボタン
オクターブとトランスポーズを行うためのボタンが独立して4つ用意されています。これらのボタンはファンクションボタンとしても機能し、演奏時に重要な操作が瞬時に行えます。その割り当てはキーコンビネーションによって簡単かつ手早く実行することが可能で、MIDIプログラムチェンジの送信、グローバルMIDIチャンネルの変更、あるいは任意のユーザープリセットの呼び出しをオクターブとトランスポーズボタンで行うことができます。
コントロールセンター
Impact LX+ は9本の30mmフェーダー、9個のMIDIボタン、8基のロータリーエンコーダーを装備します。どのコントロールへもお好みのMIDI CCメッセージを設定し、他のMIDIに対応するハードウェアやソフトウェアを操作することが可能です。”Nektar DAW インテグレーション” を使えば、ご利用のDAWの操作もより直接的になり、ワークフローは快適なものとなるでしょう。あらかじめ用意された割り当ては度重なるテストによって入念にプログラミングされ、柔軟性と効率性を両立しています。
コントロールの設定は最大5つまでをユーザープリセットとして Impact LX+ 本体に保存可能で、瞬時に呼び出して使用することができます。Nullスイッチをオンにすればそこでのパラメーター値は保持され、プリセット変更後の不意なパラメーター値のジャンプを防ぐこともできます。
パッド
Impact LX+ は、グルーブやビート制作のために最適なパッドを8つ装備しています。これらのパッドはベロシティ対応で、フィンガードラミング用に軽いタッチに調整されています。また、各パッドにMIDIノート、あるいはMIDI CCを設定し、トリガーやトグルスイッチとして利用することも可能です。パッドのノート設定は Nektar の誇る ”パッド・ラーン” 機能によって素早い設定が可能です。設定方法は至って簡単で、パッドを選び、鳴らしたいサウンドの鍵盤を押すだけです。これまでのようにパッドに合わせて音源側のノートを変更したり、専用のソフトや小さい画面で音源に合わせてパッドのノートを決める煩わしさから解放されます。面倒なノート番号を覚える必要もありません。もちろん、パッドのカスタム設定は電源を切っても保持されますのでご心配なく。最大で4つのパッドマップを保存し、必要に応じて呼び出し、使用することが可能です。
パッドには4色のLEDが用意され、外周を彩ります。このことで、どのパッドプリセットを使用しているのかを即座に識別できます。また、Nektar DAW インテグレーションによって、パッドの割り当ては自動で Reason や Bitwig 等のDAWに適した設定になります。例えば Bitwig ではクリップとシーンボタンの操作にパッドが使用できます。Reason では Reason ソングでのシーントリガーによるロケーションポイントの操作が可能となります。
Nektar DAW インテグレーション
Impact LX+ は多くのメジャーDAWとのソフトウェア・インテグレーションをサポートします。レコーディングや演奏、操作など、一般的なワークフローで必要な機能の多くを Impact LX+ で実行することができます。まさにこれこそが Impact LX+ の最大の魅力で、インストールが完了すればすぐに作曲に没頭できることができるでしょう。Impact LX+ のDAWインテグレーションは、Cubase、Digital Performer、FL Studio、GarageBand、Logic、Nuendo、Reaper、Reason、Sonar および Studio One に対応しています。本体のボタンやコントロールにはDAWインテグレーションに対応したラベルが印字されていますので、割り当てを覚える必要はありません - Impact LX+ に触れれば、ツールとしての使いやすさだけではなく、そよ風のような快さまでをも感じ取っていただけるかもしれません。
トランスポートとネビゲーション
Impact LX+ には6つのトランスポートボタンが用意されています。ループ、巻戻し、早送り、停止、再生と録音、さらにはShiftボタンとの併用で、”L” ポジションに移動、”L”ポジションに設定、”R”ポジションに設定、アンドゥ、クリック、モードの切り替えが行えます。LEDディスプレイの下にはトラック選択やパッチ選択ボタンも備わっています。
ミキサーコントロール
Impact LX+ の8本のフェーダーはDAWのミキサーの8チャンネル分とリンクします。バンクアップ/ダウンボタンを使用することで、リンクチャンネルを切り替えることもできます(対応DAWのみ)。例えば24トラックの楽曲の場合、最初のバンクで1-8、次のバンクで9-16、さらに次のバンクで17-24チャンネルのフェーダー操作が行えます。一番右、9本目のフェーダーは、DAW上で選択されているカレントチャンネルとリンクします。バンク設定が1で、チャンネル20が選択されている状態であれば、フェーダー1-8はチャンネル1-8を、フェーダー9ではチャンネル20を操作します。
フェーダー下のボタンは、チャンネルのミュートまたはソロを操作します。9番目のフェーダーは選択されているチャンネル以外にマスターボリューム(フェーダー)の操作に使用することも可能です。
快適なワークフローのために、Impact LX+ でDAW上のミキサー画面の表示/非表示を操作することも可能となっています。
インストゥルメントプリセット
DAW上のソフトウェア音源を扱うためのインストゥルメント (Instrument) ボタンも用意されています。DAWのインストゥルメントトラックが選択されている場合、このボタンを押すことでソフトウェア音源(インストゥルメント)のパラメーターを操作することができます。ほとんどの場合において、パラメーターの割り当ては Nektar 側で自動的に行われ、すぐに操作できるようになっています。この際、Impact LX+ 本体パネル上の青色のラベルが大まかな音源パラメーターを示します。