こちらの商品は【Recording Proshop Miyaji (RPM)】のお取り扱い商品です。
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【製品概要】
TK audio M/S Stationは、サウンドのステレオプロセッシングを拡張するためにM/S処理を最大限に活用したいと考えているすべてのプロデューサー/エンジニアのニーズをすべてカバーし、直感的なコントロールができるように設計されています。高度なキューセクションによりステップごとのモニタリングも非常に容易です。
【製品特徴】
■Parallel insert with M/S function
インサートセクションでは、EQ、コンプレッサー、ディストーションユニットなどの外部プロセッサを接続して処理された信号(ウェット)と未処理の信号(ドライ)のミックスを調整することができます。
精度を最大限に高めるためにこのブレンドコントロールはドライからウェットまで16段階のステップ式になっています。
M/S機能を有効にするとシグナルはミッド (L+R) とサイド (L-R) にコード化されます。通常ミッド信号にはベース、キックドラム、リードボーカルなどのすべてのセンター情報が含まれ、サイド信号には左右にパンされたすべての要素が含まれます。
M/S機能をオンにするとセンター信号とサイド信号を異なるタイプのプロセッサーで別々に処理することができます。
ブレンドスプリット機能を使用するとミッド信号とサイド信号それぞれ個別にブレンドコントロールを機能させることができます。M/Sモードでは信号が左/右にデコードされる前にブレンド機能が実行されます。
このセクションの入出力はいずれもバランスドです。
■Elliptical Equalizer
このEQを使用すると選択した周波数より下のすべての周波数がモノラルになります。
サイドチャンネルのローエンドが多すぎると歪みが発生する可能性があるので、低音域をばらつかせずに集中させるためのEQです。これはレコードのマスタリング時に昔から使用されてきたテクニックです。
このElliptical Equalizerは12dBハイパスフィルターを使用することで信号がモノラルとして処理される周波数を設定します。
モノラルチャンネルに位相補正が追加されることでチャンネル分離が可能な限り良好な状態に保たれます。
選択可能な周波数は36Hzから302Hzまで16段階のステップ式で選択可能で、キュー機能を使用することでチャンネル間で混合される信号をモニターすることができます。
■Stereo width control
ワイズコントロールではステレオミックスのサイド要素の量を調整することでステレオの広がり感を完全なモノラルからエクストラワイドまで段階的に調整することができます。
このコントロールを使用するとM/Sインサートを使用した後にステレオイメージを微調整することができます。
■Cue function
キュー機能を使用すると左、右、中、またはサイドの信号を個別にモニタリングすることができます。
インサートキューはM/S機能とスプリットブレンドがアクティブなときにMidまたはSideブレンドを個別にモニターする機能です。
M/Sステーションがリンクされていない場合は信号はElliptical EQ、ワイズコントロール、その他のギアを通過することなく各ブレンドコントロールから出力に直接送信されます。
キューセクションのEEQスイッチを選択すると左から右、または右から左に供給される低周波をモニタリングできます。
このキューセクションはリレーを使用してキューソースを選択するパッシブ設計です。