こちらの商品は【Recording Proshop Miyaji (RPM)】のお取り扱い商品です。
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Black Joystick2は、4チャンネル(各チャンネルX/Yの2軸)の多機能CV/サウンドソースジェネレーターです。
【Feature】
ジョイスティックの操作で、ジョイスティックコントローラー、ムーブメントレコーダー、LFO、ドローン/ノイズオシレーターを制御することが可能。
CVコントロール可能なモジュールとの優れた相互作用を提供し、型にはまらないモジュレーションパターンを簡単に作り出せます。
■CHANNELSELECTボタンとMODEボタン
・CHANNELSELECTボタンは1つまたは複数を同時に押して、ジョイスティック操作時にCVが出力されるチャンネルを選択します。
複数のチャンネルを同時に選択した場合、選択されているチャンネルの出力を同時に制御できます。
選択されているチャンネルは対応したボタンが点灯します。
・CHANNELを選択した状態でMODEボタンを押しながらCHANNEL/MODEボタンの1つを押して、チャンネルのCV出力モードを選択します。選択されたモードはボタンが点滅します。
※パネルの印字はCH1,CH2,CH3,CH3となっていますが右端のボタンはCH4用です。
■4つのMODE
・ジョイスティック
このモードではジョイスティックの位置に応じて、最大レンジ-5V~+5VのCVがX/Yアウトから出力されます。
X軸は左がマイナスで右がプラス、Y軸は上がプラスで下がマイナスとなりセンターポジションはX/Yともに0Vを出力します。
ジョイスティックはバネの付いていないポジションを保持するタイプです。
・SINE WAVE LFO/ドローンオシレーター
このモードではX/Yアウトからサイン波が出力されますが、2つの出力は90°位相がズレています。
ジョイスティックのX(横)方向はサイン波の周波数(速さ)を、Y(縦)方向は振幅(レベル)を定義します。
DRONE OSCILLATORモード(可聴周波数サイン波)と切り替えるには、MODEボタンを押しながら関連するチャンネルボタンを2秒間押します。
サインオシレーターは主にFMソースとして機能することを目的としていることに注意してください。
音源としては20kHzのサンプリングレートのためピュアに聞こえない場合があります。
チャンネルごとの位相はLFOモードに入ったタイミングがLFOのスタートポイントとなるため、異なるタイミングで各チャンネルをLFOにするとチャンネルごとの位相は不揃いとなります。
・ランダムLFO/ノイズオシレーター
このモードではX/Yアウトからランダムな階段状電圧が出力されます。2つの出力は異なるバイポーラのランダムCVを出力します。
ジョイスティックのX(横)方向はランダムな電圧変化の周波数(切り替わりの速さ)を、Y(縦)方向は振幅(レベル)を定義します。
サインオシレーターと同様に、MODEボタンを押しながら、関連するチャンネルボタンを2秒間押すとNOISEOSCILLATORモードのオン/オフを切り替えることができます。
・SNEW(SOUTH-NORTH-EAST-WEST)PANNER
このモードではX/Yアウトから0V~+5Vを出力します。
すべてのチャンネルはセンターポジションで0Vの出力となり、CHANNEL1/3はスティックを上に動かした場合Xアウトから+5Vを出力し、下に動かした場合はYアウトから+5Vが出力されます。
CHANNEL2/4はスティックを右に動かした場合Xアウトから+5Vを出力し、左に動かした場合はYアウトから+5Vが出力されます。
これは複数のチャンネルを組み合わせて、4つのVCAを使用したクアドラフォニックの制御に使用したり、その他のモジュールを同時に制御したりする場合に特に便利です。
Black Joystick 2の各CHANNELの状態を確認するには、該当のCHANNELを選んだ状態でMODEボタンを長押しすると選択されているMODEが点滅します。
■REC
全てのモードはRECボタンを押しながらジョイスティックを動かすと、最大8秒間ジョイスティックの動きを記録します。
記録されたモーションはRECボタンから指を離すと自動的にループを開始します。※外部クロック等との同期はできません。
モーションループ中にJoystickを動かすと一瞬だけ操作が反映されますがすぐにモーションループの内容に復帰します。
モーションが記録されているチャンネルはボタンの明暗がグラデーションして点滅します。
記録をクリアするには、クリアしたいCHANNELを選択してからMODEボタンを押したままRECボタンを押します。
■Gateアウト
CHANNEL3/4のみGATEアウトを装備しており、JOYSTICKモードとSNEWモードではスティックを動かしている間GATEを出力し、LFOモードでは矩形波(速度のみ反映で出力は常に0/+5V)、RNDモードではランダムGATEを出力します。
■CONFIGURATIONモード
MODEボタンを押しながらモジュールの電源を入れるとCONFIGURATIONモードで起動しチャンネル選択時の出力の設定等を変更することができます。
CH1ボタン消灯:ジョイスティックを傾けた状態でCHANNNELの選択解除をするとその状態を保持し、再度CHANNNELを選択した場合保持されているX/Y位置までスティックを動かさないとジョイスティックの操作は反映されません。(いわゆるパススルー)
CH1ボタン点灯:ジョイスティックを傾けた状態でCHANNNELの選択解除をするとその状態を保持し、再度CHANNNELを選択した場合現在のX/Y位置に即時対応した出力が出ます。(いわゆるジャンプ)
CH2の消灯/点灯ではモジュールの電源を切る際に最後に選択されているチャンネルの状態を保存し次回起動時に呼び出されるようになります。(点灯で有効)
※この設定がオンになっている状態で各チャンネルのモードを選びおよそ5分経過すると保存されます。
Joystickのモーションは電源を切るとクリアされます。
これらの設定が完了したらRECボタンを押すと設定が保存され通常モードでモジュールが動作します。
【Spec】
■8つの同時CV出力
■2つのゲート出力(ch.3/4)
■4つのジョイスティックモーションレコードチャネル
■周波数(速さ)と振幅(レベル)を調整可能なサイン波とランダムLFO
■ドローン/ノイズオシレーター
■ゲートレコード
■2つの4ポジションCVパンナー
■スキフケースにやさしいデザイン
■タコ(蛸)
■CV出力レンジ:-5V~+5V
■LFO周波数レンジ:0.1Hz~5Hz
■Drone OSC周波数レンジ:32Hz~1kHz
■サイズ:12HP
■Max Depth:30mm
■消費電流 +12V:71mA/-12V:20mA
※この商品はモジュール型シンセサイザー(ユーロラック・モジュラーシンセ規格)です。単品での使用はできません。
いくつかのモジュールを組み合わせての使用となります。電源供給ユニット、マウントケースが別途必要です。