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Make Noise 0-Coast (ノー・コースト) はユーロラック・モジュラーシンセの世界で確固たる地位を確立したMake Noiseによる、初のテーブルトップタイプのセミモジュラー・シンセサイザーです。
アメリカEast Coast(東海岸)スタイルのシンセサイザーやWest Coast(西海岸)スタイルのシンセサイザーから影響を受けつつも、そのどちらでもない「No Coast」スタイルのシンセサイザーです。
この小さなボディに多くのMake Noiseのエッセンスが結集しています。
まだモジュラーシンセシスに触れた事の無いライトユーザーの入門機種として、また多数のユーロラック・モジュールを所有するヘビーユーザーの拡張システムとして、全てのシンセサイザーフリークが音作りの可能性を追求できる1台です。
【Feature】
0-CoastはMake Noiseが初めて開発したスタンドアローンタイプのシンセサイザーで、付属のパッチケーブルを使用してクラシックなモジュラーシンセの音作りを楽しめます。
また各セクションがあらかじめ内部で繋がっている「セミモジュラー」タイプのシンセサイザーなので、パッチケーブルで結線しなくても手軽に音作りを楽しむ事が可能です。
VCOは三角波と矩形波を出力するトライアングルコアのアナログVCOを搭載しており、ベーシックなサウンドを生成します。
VCOで生成したサウンドは、隣のOvertoneとMultiplyにより複雑な波形に変化させユニークなサウンドにできます。
VCOとOvertone+MultiplyのサウンドはBALANCEセクションでミックスバランスを調整した後、DYNAMICSセクションへ送られます。DYNAMICSはVCFとVCAをひとつにした様な回路で、入力したサウンドの明るさと音量を同時にコントロールします。
これは有機的でパーカッシブなサウンドを生み出す「ローパスゲート」と呼ばれる機能で、西海岸スタイルのシンセシスには欠かせない機能の1つです。
SLOPE セクションでは”Rise”と”Fall”2つの時間パラメーターと、Vari-Responseにより、トリガーを入力すると動作するモジュレーションCVを生成します。
CYCLEをオンにするとトリガーに関係無く、LFOの様にループさせる事もできます。
SlopeはOvertoneとMultiplyに内部結線されており、パラメーターをモジュレーションさせます。
CONTOURセクションは”ONSET” ”SUSTAIN” ”DECAY”3つの時間パラメーターと、Vari-Responseにより、ゲートを入力すると動作するモジュレーションCVを生成します。CONTOURはDYNAMICSセクションに内部結線されており、音量をコントロールできます。
東海岸スタイルのエンベロープと西海岸スタイルのローパスゲート、0-Coast はどちらのスタイルも併せ持つシンセサイザーです。
【Feature】
モジュラーシンセと互換性のあるCV/Gateに対応しているのでMake Noiseのモジュールをはじめ、他社製ユーロラック・モジュールやアナログシンセとも接続して音作りができます。
基本的な機能が揃っている0-Coastは、モジュラーシステムのコアとしても活躍するでしょう。
MIDIにも対応しているので外部のキーボード等で演奏したり、MIDIコントロール・アルペジエーターでアルペジオ演奏ができます。
MIDIクロックと同期させる事ができます。MIDI接続は付属の専用MIDIケーブルを使用します。
【Spec】
サイズ:13.97 x 22.86 x 3.7 (cm)(ゴム足、ノブを含む)
重量:764g
付属品:パッチケーブル(メーカー純正品), ステレオMini - MIDI ケーブル, ACアダプター