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Make Noise Morphagene(モーファジン)はエンドレス・テープレコーダーをデジタルで再現したサンプリング・モジュールで、Phonogeneの機能をアップグレードさせた次世代バージョンです。
【Feature】
Morphageneはただテープレコーダーを再現しただけではなくテープの任意の位置に切れ目を入れて分割し、その破片ごとにループして再生したり並べ替えるなどデジタルならではの使い方ができます。
録音ソースはパネル左上の L(Mono)/R IN から入力、サウンドはパネル右上の L(Mono)/R OUT から出力されます。
この間にあるSOS(サウンド・オン・サウンド)入力とアッテネーターを使用して、再生中のサウンドまたは入力した外部のサウンドを重ねて録音できます。
Morphageneはテープレコーダーなのでテープを回さなければ何も録音されません。
本体中央のVARI-SPEEDノブを回してテープの再生速度と方向を調整します。
ノブが12時の方向ではテープが停止します。
F(時計回り)に回すと正方向に、R(時計と逆回り)に回すと逆方向にテープがエンドレスで再生されます。
テープの再生スピードはVARI-SPEEDノブを回す量により変化し速度が遅いと音質が劣化し録音時間は長く、速度が速いと高音質になる代わりに録音時間は短くなります。
テープが回っている状態でRECボタンを押すと入力したサウンドが録音されます。
サウンドを再生中にSPLICEボタンを押す事でテープの任意の位置に切れ目を入れてSPLICE(サウンドの小間切れ)を作成できます。SPLICEは一つのリールに最大で99個まで設定できます。
リールはORGANIZEでどのSPLICEを再生するか選択、SLIDEでSPLICEのどの位置から再生するか、GENE SIZEでSPLICEの再生時間をコントロールします。
これによりグラニュラー処理をする事ができ、原音とはかけ離れたテクスチャーを作る事ができます。
SHIFTボタンを押すかゲートを入力する事で、次のスプライスを再生します。
Morphコントロールを使用すると1度ループする毎に無音を挿入したり、複数の同じSPLICEを重ねて再生できます。
各パラメーターは外部CV信号によりコントロール可能で、再生のプロセスを自動化したり複雑な変化をさせることでユニークな効果を生み出します。
CV 出力
オーディオ出力の他に2つのコントロール出力を搭載しています。
CV 出力は内蔵されたエンベロープ・フォロワーの出力で、再生しているサウンドの音量によりCVが変化し、音量が大きいほど出力されるCVの電圧は高くなります。
EchophoneやErbe-Verbへ接続して、音量によるユニークな変化をつけてみたり、MorphageneのCV入力へ直接繋いでみても面白い効果が得られます。
EOSG (End of Splice Gate) はSPLICEの再生の最後にトリガーを出力します。
外部のエンベロープに接続するなど、他のモジュールとの同期の際に便利です。
・全てのサウンド・パラメーターは CV でコントロール可能
・ステレオ入出力を搭載 入力レベルは自動でレベル調整
・1 つのリールあたり最大 174 秒のレコーディング
・1 つのリールあたり最大 300 個のスプライスをレコーディング/作成可
・SD カードに複数のリールを保存
・サウンド・オン・サウンドで音を重ねて録音
・プレイバックとレコーディングは別々のマシンのように独立して行う事が可能
・バリスピードのレンジは 12 半音上 と 26 半音下、3 オクターブ以上に渡りトラッキング可能
・24 Bit コーデック、48kHz、32 Bit の WAV ファイルを作成可能
・コンピューターと SD カードを使用してリールのバックアップ
・ブランク SD カード付属
【Spec】
サイズ:20HP
Max Depth:30mm
消費電流 +12V:165mA/-12V:20mA
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