【製品概要】
8 Channel MicPre Amplifier
■フルディスクリート・クラスAのプリアンプを8台搭載
■ジェフ・タンナー氏の設計に忠実にマリンエア社のかつての社員が英国で製造されたバランス接続型のトランスを採用
■各チャンネルにGTQ2と同じDIを搭載
■現在考えうる最高のサウンド
■115V仕様
2chプリアンプ GTQ2の発売後、当然のようにジェフ氏に集まったリクエストは8chバージョンのプリアンプを開発してほしいというものでした。そこでジェフ氏は2008年にわずか2Uのラックマウント筐体の中にフルディスクリート・クラスAのプリアンプを8台も搭載したGTP8を発表しました。
ジェフ氏はプリアンプの小型化に伴いその音質までもが変わってしまう(多くの場合悪い方に)事を頑なに拒否し、GTQ2と同じトランスを入力/出力共に使うべきだとしました。
そして完全バランス仕様のこのトランスが再び使われる事になりました。ジェフ氏が設計指示し、かつてのマリンエア社のスタッフが丹念に作った世界最高レベルのトランスです。このおかげでGTP8は現在考えうる最高のサウンドを得る事が出来ました。
GTP8はGTQ2と同じプリアンプを持ち、ゲインアッテネーターは10dBステップとなっています。さらにファイン・トリムが付き、+/-5dBの微調整が可能です。あと一歩のドライブ感が欲しい時、若干の歪みを加えたい時などにマルチに活躍します。
そしてGTP8はもちろん各チャンネルにGTQ2と同じDIを搭載しています。今ままでDIの数が間に合わずにDIによるライン・レコーディングを諦めていた人もGTP8ならば一度に8chもの『最高』のDIがあるので安心です。
この一台で貴方のスタジオは次の次元へと昇格します。フルディスクリートクラスAのプリアンプが8台もあると想像してみて下さい。GTP8で考えられる最高のシチュエーションの一つはドラムのレコーディングです。複数のプリアンプやアウトボードを繋いでマイクを立ててレコーディングする事は様々な音響トラブルを招く事を多くのエンジニアは知っています。種類の違うプリアンプはその音響特性も違えば位相も異なるため、信号レベルや電位の違いなどでせっかくの音が混沌とした沼地のようになってしまう危険性が高いのです。GTP8は全く同一スペックのマシン8台の集合体ですからそういった心配は一切無用です。8台のマッチドしたプリアンプによるドラムレコーディングの素晴らしさにきっと感動する事でしょう。
【製品仕様】
■Input impedance = 1,200 ohms balanced and floating
■Balanced and floating output will drive any impedance from 600 ohms upwards
■DI input impedance = 10Megohms
■Frequency response = 20Hz to >20KHz +/-1dB
■Total Harmonic Distortion = <0.075% @ 1KHz @ +20dBu
■E.I.N = <-125dB @ 80dB gain
■Dimensions = 19” x 2U x 11” deep (482.6mm x 88.9mm x 280mm)
■Weight = 20lbs (9.07Kg)
■Transformer balanced inputs and outputs
■All Class A discrete transistor circuitry
■Stepped gain control in 10dB steps from -10dB to +80dB
■+/-5dB trim control, extends range from -15dB to +85dB
■DI input with 10dB gain and 10Megohm input impedance
■Unbalanced -10dBu TRS insertion jack socket, connects the GT4-8 and other Aurora products
■External regulated power supply auto-senses the input voltage