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【製品概要】
信号ラインと電源ラインを完全セパレートした画期的な構造
USBケーブルは1本のケーブル内にデジタル信号を伝送する信号ラインとバスパワーを供給する電源ラインが混在しています。信号ラインと電源ラインの混在は互いが発生する磁界や電界の影響を受け、著しくクオリティが劣化してしまいます。利便性だけを追求したUSBケーブルの最大の欠点はこのケーブル構造にあり、どんなに高性能な導体や絶縁材、シールドを施しても信号ラインと電源ラインの相互干渉は避けられず、優れた伝送特性や音質は望めません。
R-AU1-SP・R-AU1-PLは信号ラインと電源ラインを完全に分離したACOUSTIC REVIVEの実用新案による画期的な構造を採用しています。 信号ラインと電源ラインそれぞれに専用の2芯シールド構造のケーブルを使用した構造は相互干渉が起こらず伝送劣化のないクオリティの高い音質を実現します。
導体にはPC-TripleCを採用
R-AU1-SP・R-AU1-PLのケーブル導体には世界初の音響専用導体として開発されたPC-TripleCを採 用しています。PC-TripleCは鍛造製法によって高密度且つ結晶構造を電気の流れる横方向に連続させた画期的な導体です。高密度且つ横方向に連続した結晶構造を持つPC-TripleCは結晶粒界による導通劣化がないため、極めて高い導通率とスピードを実現します。
単線構造を採用
現在、市販の殆どのUSBケーブルは導体に細い線を撚り合わせた「撚り線」を採用していますが、 R-AU1-SP・R-AU1-PLでは他のACOUSTIC REVIVEのケーブル同様、導体には「単線」を使用しています。
撚り線では細かい線と線の間を行き交う、ストランドジャンプ現象と呼ばれる「迷走電流」 の発生が避けられず、この迷走電流は歪みやノイズ、本来の情報ではない付帯音や刺激成分の発生に繋がっています。 その点、単線は理論的に迷走電流の発生がありませんので、極めて伝送劣化のない忠実な情報伝達が可能となります。
絶縁材には比誘電率に優れたフッ素樹脂を採用
ケーブルの伝送特性において、導体以上に伝送特性に影響を与えるのが絶縁材になります。 絶縁材の性能を表す数値として比誘電率があります。この比誘電率とは電気の流れを止めようとする力を表すもので、数値は低いほど高性能な絶縁材となります。しかし、現在市販されているUSBケーブルの絶縁材はPVC(塩ビ)が殆どで塩ビの比誘電率は5.6という数値になり、
高額なオーディオ用 USBケーブルであっても絶縁材はPE(ポリエチレン)であり、その比誘電率は良くても2.3~2.4という数値になります。それらに対してフッ素 樹脂の比誘電率は2.1という数値で、現在のところ絶縁樹脂素材としては最も低い比誘電率を誇ります。 フッ素絶縁を施されたR-AU1-SPは圧倒的な伝送スピードを実現します。
緩衝材に静電気の発生を防ぐ天然シルクを採用
R-AU1-SP・R-AU1-PLの緩衝材には天然シルクを採用し、防振効果による振動の影響を回避し、静電気自体の発生も防止し、優れた伝送特性を更に磨き上げています。天然シルクはそれ自体が帯電し難く、静電気の発生を防止しますが、
効果はそれだけでなく、帯電してもプラス(+)電位で帯電するため、マイナス(-)方向に帯電する樹脂素材の絶縁材と合わせることで静電気の打ち消し効果を発揮します。
オーディオ帯域のシールド特性に優れた銅シールドを採用
R-AU1-SP・R-AU1-PLのシールドには音楽制作や音楽再生に最も重要なオーディオ帯域のシールド特性に優れた銅シールドを採用しています。アルミやその他の軽金属のシールドは高周波帯域のシールド特性には優れますが、
肝心なオーディオ帯域のシールド特性では劣り、 独自の音色的癖の発生が避けられません。その点、銅シールドは音色的癖の発生もなく、重要なオーディオ帯域を厳重にシールドし外来ノイズの飛び込みを防止します。