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【製品概要】
T-RackS FAME Studio Reverbは、「世界のヒット・レコーディングの首都」と呼ばれているアメリカ・アラバマ州マッスル・ショールズにあるフェイム・レコーディング・スタジオの協力を得て、マッスル・ショールズならではのサウンドとバイブを捉えたリバーブ・コレクションです。
フェイム・スタジオは、アレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケット、エタ・ジェイムズ、オーティス・レディングからアリシア・キーズ、アリソン・クラウスまで、世界のどこにもないサウンドを武器に、60年以上にわたり多くのヒット曲を次々と生み出してきたスタジオです。
スタジオの空気管を1つのプラグインで
T-RackS FAME Studio Reverbでは、 フェイム・スタジオにある2つのライブ・ルーム、5つのアイソレーション・ブース、EMTプレートリバーブ、エコー・チャンバーと、合計9つの空間が提供されています。
それぞれにModernモードとVintageモードを搭載することで、1つのプラグインで、多彩な響きに対応するリバーブ・コレクションになっています。
■エコー・チャンバーの復元に協力
T-RackS FAME Studio Reverbの開発にあたり、IK Multimediaのスタッフは、フェイム・スタジオのロドニー・ホール氏によるフェイム・オリジナル・エコー・チャンバーの復元に協力しました。長い間使用されていなかったこのエコー・チャンバーは、60年代当時の装備で復元され、当時と同じように素晴らしいサウンドを捉えることに成功しました。
■楽器、マイクの位置まで正確に再現
T-RackS FAME Studio Reverbでは、フェイム・スタジオ・エンジニアの協力により、フェイムの代表的なアルバムで使用されたマイクの配置だけでなく、演奏者の位置も正確に把握することができました。
T-RackS FAME Studio Reverb画面の「SOURCE POSITION」ツマミにてベース、ドラム、オルガン/エレクトリック・キーボード、ボーカル/ギター、ピアノなどソース名を選択すれば、マイクとソースを各部屋の中の「マジックが起こった場所」に配置します。
■空間だけでなく、マイク、コンソールも再現
T-RackS FAME Studio Reverbでは、空間のインパルス・レスポンスだけでなく、フェイム・スタジオの所有するヴィンテージ・マイクの数々、各スタジオのユニークなサウンドの肝になっているコンソールのサウンドも再現されています。
スタジオAでは、Neve 8232。フェイムのロドニー・ホール氏、グラミー賞プロデューサーのグレン・ローゼンスタインによって改装されたスタジオBには、スティーヴィー・レイ・ヴォーンに愛され、多くの名盤に使われてきたSSL 6056 E。
さらにビンテージなサウンドが欲しい場合は、フェイムのために手作りされたオリジナルのコンソール、Universal Audio 610を選択して、1960、70年代のバイブレーションを正確に捉えることができます。
■独自のモデリング、コンボリューション技術を投入
T-RackS FAME Studio Reverbでは、各スタジオのユニークな音響特性を捉えるため、IK Multimedia独自のVRMTM (Volumetric Response Modeling = 体積応答モデリング)および高度なハイブリッド・コンボリューション技術を投入することで、最高品質のリバーブの開発を目指しました。
独自の新技術を用いて測定プロセスを向上させ、臨場感あふれるサウンドを実現しています。新たに搭載されたSPREAD(Broad/Focused)コントロールでは、音源に合わせて各部屋のレスポンス幅を調整することができます。
■使いやすいトーン・シェイピング機能
T-RackS FAME Studio Reverbは、プリ・ディレイ、ディケイ、EQおよび各マイクのレベル、パンニング、ソロ・モニタリングなど、豊富なコントロールが用意されています。
各スタジオのライブ・ルームでは、ウェットL/R、ドライ・フェーダーに加え、モノラルのルーム・アンビエンス・フェーダーが2つ用意されているので、それをステレオ信号にミックスしたり、単独で使用したりすることで、フェイム・スタジオでレコーディングを行っているかのような、リアルなサウンドをお楽しみいただけます。
T-RackSモジュールの一員として利用可能
T-RackS FAME Studio Reverbは、AAX、VST2/3、Audio Unitsの単体プラグインとしてだけでなく、T-RackS 5 Suiteの一部としてご利用いただけます。
T-RackS 5にはMac/PC版のスタンドアローン・アプリケーションもあり、他のT-RackSプロセッサーと合わせて使用することで、パワフルでスピーディーなミックス、マスタリング・ワークフローを実現します。
T-RackS 5シェルは、プラグイン、またはスタンドアロンとして使用可能です。シェル内では最大16個のプロセッサーを、シリアル/パラレル接続してシグナル・チェインを構築し、A/B/C/Dの各設定の聴き比べも容易です。オーディオ・エンジンは192kHz、32-bit浮動小数点対応です。
【主な特徴】
■フェイム・スタジオの音響を再現
■22つのスタジオのライブ・ルーム、アイソレーション・ブースに加え、EMTプレートリバーブ、復元したエコー・チェンバーを選択可能
■エコー・チェンバーは当時と同じ状態に復元した上でそのふるまいを収録
■楽器ごとに最適な残響のポジションを選択可能
■スタジオ内で使用されているコンソールの動作をもモデリング
■IK Multimedia独自のVRMTM(Volumetric Response Modeling = 体積応答モデリング)技術により、リアルな空間を再現
■ディケイ、プリディレイ、EQ、マイク設定を調整可能
■ドライ / ウェット・ミックス(ドライのみ / ウェットのみの試聴可能)
■シングル・プラグイン、T-RackSシェルの1モジュールとして使用可能
※動作環境などの最新情報につきましては、メーカー及び代理店の公式HPをご確認ください。
※ソフトウェア製品という性質上、製品納品後のキャンセルはできかねますので、ご了承ください。
※こちらの商品はソフトウェアとなり、ハードウェアの機材ではありません。