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【製品概要】
『SYNCHRON HARP』は、VSL社が誇るSynchron Stage Vienna「Stage A」の豊かなアンビエンスの中で収録したハープ音源です。
非常に美しい音を奏でるものの、同時に複雑な楽器でもあるハープ。クラシック音楽の偉大な作曲家でさえ、ハープのサウンドの多様性をフルに活用した楽曲を作るのは難しいと言われています。また演奏についても同様で、ペダリングの準備や練習に十分な時間を必要とするため、譜読みだけで演奏をマスターするのはほぼ不可能です。
本製品はハープを手軽に演奏可能な独自エンジン「Synchron Harp」を用いた複数の演奏モードに対応しており、本物のハープのペダリング・メカニズムやスケールの可能性を鍵盤の白鍵上で再現するべく、妥協のないユーザーインターフェースを目指しました。
Pedal Mode(ペダル・モード)
ペダル・モードには、7つのハープペダルをコントロールするファンクションキー(キースイッチ)がそれぞれ用意されており、キーベロシティによって各ペダルの上段、中段、下段の位置を決定します。
ペダライズの選択方法もいくつかあり、あらかじめ設定された音色(C、C#、Dなど)、スケール・ファミリー(メジャー/マイナー、7thコード、ホール・トーン、ペンタトニック)、スケール・バリアント(メジャー、メロディック・マイナー、ハーモニック・メジャー、ハーモニック・マイナー)は、それぞれに用意されたキースイッチを使って切り替えが可能です。
また同様にキースイッチを用いて、144種類のスケールとそのペダライズをあらかじめ設定したペダル・マトリックスを自由に切り替えることもできます。
Chromatic Mode(クロマチック・モード)
クロマチック・モードでは、アーティキュレーションの変更(レギュラー、ハーモニクス、ビスビリャンド)、音のリリース(リンギング/ダンピング)などの一般的なキースイッチに加え、ペダル・モードへの切り替え機能が使用できます。
そのため白鍵でのグリッサンドを演奏したい場合でも、容易にペダル・モードへの一時的かつクイックな切り替えが可能です。
さらなる音色のコントロール
全てのアーティキュレーションにおいて、リンギング(ringing)とダンプニング(dampened)を選択できます。ダンプニングは、手でハープの弦の振動を止めることを意味します(etouffer/エトゥフェール)。
鍵盤を離したときのリンギングの減衰は、リリース・コントロールで時間の調整が可能です。ダイナミックレンジ・コントロールでは、ベロシティに対して発音されるダイナミクスの量を調整できます。
またSynchron Harpがグリッサンドを認識すると自動でGlissando Smootherが有効になり、音符のアタックを調整してより滑らかなグリッサンドを発音します。
ベロシティ・コントローラーでは、キーのベロシティを任意のCCコントローラー(モジュレーション・ホイールなど)に割り当てることができます。これにより、キーボードでグリッサンドを演奏する際に、全ての音に対して均等なベロシティを適用できます。
マルチ・マイクポジション
本製品に含まれる楽器は全てSynchron Stage Vienna 「Stage A」で12本のマイクを使用して収録されており、これらのマイク・ポジションを操作してSynchron Harp上で直接ミックスすることで、必要な距離感や音像を自在に作り出すことができます。
また、別売のエクステンデッド・ライブラリを追加することで、ステレオ・フォーマットに加えて5.1 サラウンド、9.1 Auro 3D用のマイクチャンネルが使用できます。サラウンド制作はもちろんの事、ステレオ再生用としても各チャンネルをミックスすることで、ルームアンビエンスを含んだ広大なサウンドを得ることができます。
ハイパフォーマンスな専用エンジン「SYNCHRON HARP」を同梱
本作には、「SYNCHRON PLAYER」をベースに開発された「SYNCHRON HARP」が付属しています。ハープのペダリング・メカニズムを忠実に再現すると共に、ピアノと音域がほぼ同じであるハープを鍵盤上で手軽に演奏するためのキースイッチやアーティキュレーション、演奏モードの切り替えを実装しています。
収録アーティキュレーション
■Regular
■Harmonics
■Bisbigliando
※動作環境などの最新情報につきましては、メーカー及び代理店の公式HPをご確認ください。
※こちらの商品はソフトウェア音源となり、実際の楽器ではありません。