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独特のサウンドキャラクターと操作性を持った、1chゲルマニウム・コンプレッサー。
従来の数値に呪われたプロオーディオ機器ではない、まるで上質な楽器を作り上げるようなアプローチによって誕生した音楽性の為のワン・アンド・オンリーなコンプレッサーです。
Germanium Compressorは従来のコンプレッサーとは比較にならないほどのサウンドクリエーションの可能性を秘めています。コンプレッションされたサウンドのアタック感をコントロールしたい場合に ATTACH、RELEASE、RATIOといった従来通りの調整に加え、コンプカーブ、サイドチェイン、WET/DRYミックス などの選択肢を活用できます。サウンドの質感についても コンプカーブの素子による質感の違い、ゲルマニウムドライブセクションの設定、クリーン/ダーティーモード切り替えなど多彩な組合せからサウンドメイキングが可能になります。
開発者であるウェイド・ゴーク氏は音楽的なグルーブ感だけを頼りにこのモンスターを作り上げました。数値やグラフや計算式はこのGERM COMPには存在しません!どうか従来の既成概念は捨てて、楽器を操る感覚でGERM COMPが持つ無限の可能性を探求してみてください!
※本製品のご使用には別売専用電源ユニット"
PSU-1"が必要です。
<特徴>
■ゲルマニウムドライブ と フィードバックのコンビネーションによる倍音質感の多彩なコントロール
(色付け、太さ、ビンテージ質感、ゲインコントロール)
■ツェナー、シリコン、ゲルマニウム、抵抗など異なる素子による質感とコンプカーブの違いをコントロール
(バイブ感、グルーブ感、コンプレッションカーブ、サウンドキャラクター)
■コンプレッションサウンドと原音をブレンドできる MIX /DRY コントロール搭載
(響き、パンチ感、アタック感、音抜け)
■クリーンモード と ダーティーモード(二次/三次倍音をプラス) 切替え
(透明感、太さ、力強さ、ビンテージ感)
■全て耳で合わせられ音楽性のみを追求した RATIO、ATTACK、RELEASE コントロール
(ダイナミクスコントロール)
■低域のコンプレッションコントロールをスムースに制御する SIDE CHAIN機能搭載
(コンプレッションキャラクター)
■クラスA トランスフォーマーバランス入出力回路
当店スタッフがチェック!
とにかく独創的なこのコンプ。
ゲルマニウムドライブとフィードバックによって多彩な音を作り出せます。
目安となるセッティングとトーンキャラクターは以下です。
1)Gain 2、Feedback10
多少ローエンドが強調され、軽くハイエンドがロールオフします。THD(倍音)やノイズが少ないセッティングです。
2)Gain 5、Feedback 5
多少ローエンドが強調され、ハイエンドはフラット。THD(倍音)はミディアムです。たいへんフラットなセッティングが得られます。
3)Gain 9、Feedback 2
ローエンドはフラットになり、ハイエンドが強調されます。THD(倍音)はミディアムで上記の2)のセッティングに近くなります。
4)Gain 10、Feedback 1.5
微少のローエンドのロールオフ、スムースなハイエンドの強調。THD(倍音)はユニティーゲインのセッティングの中では最も大きくなります。
また、コンプでDRYとWETをミックスできるものって、なかなかありませんよね。この機能、意外と重宝されているようです。
コンプレッションされたサウンドとオリジナルのサウンドを自由自在にミックスできるわけです。
コンプレッションされたサウンドがアタック感やトランジェントを失ってしまう事は良くあることですが、この機能により音源が本来持つ自然な鳴り/響きを保ったままコンプレッションを実行することが可能になります。
例えば、ドラムスのアタック感やパンチ感を全く失わない状態で、タイトなコンプレッションサウンドを実現できるのです!
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<仕様>
■入出力:
・XLR入力 x 1(モノラル)
・XLR出力 x 1(モノラル)
・サイドチェイン入力
■電源:
別売専用電源ユニット(PSU-1)
■コントロール:
・BYPASS(バイパススイッチ)
・CLEAN / DIRTY COMP(倍音感を切り替える。CLEANはTHD 0.2%~0.5%、DIRTYはTHD 2%~5%)
・INPUT(インプットゲイン。コンプ強めにするには、インプットを大きめに。)
・SIDE CHAIN(サイドチェイン入力)
・RATIO(レシオ。ソフトからハードなコンプレッションをコントロール可能。)
・COMP CURVE(レシオに加え、コンプのキャラクターを決定するツマミ。6ポジションを有する。)
・WET/DRY MIX(コンプのかかったウェット音と、コンプのかかっていないドライ音をミックス。ユーザーに好評なコントロール。)
・ATTACK(アタックタイム)
・RELEASE(リリースタイム)
・LINK(Germanium Compをステレオで使用する際のリンクスイッチ)
・GAIN / GERMANIUM DRIVE(出力ゲインを決定。FEEDBACKコントロールと共に調整し、全体のトーン質感も調整。)
・FEEDBACK(THD、周波数特性、ゲインに影響を与える。大きくすると、THDが増し、更にゲインも上がる。)