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【製品概要】
Steinwayハンブルグ製D-274 ををピアノモデルに。IK Multimedia独自の高精度なサンプリング・ロボットを使って収録したサンプルと最新のエンジンで実現
自然な演奏フィールが高く評価されているピアノ音源Pianoverseに、Steinwayハンブルグ製D-274 を参照したコレクションを追加。
Pianoverse Hamburg Grand S274は、単体もしくはPianoverse MAXの一部としてご購入いただけます。
Pianoverse All-access Planのサブスクリプション購読者には、IK Product Managerにて無料で追加されます。
Pianoverseは、最高級のピアノをIK Multimedia独自の高精度なサンプリング・ロボットを使って収録したサンプルを、最新のインストゥルメント・エンジンと組み合わせることで、かつてないほどリアルな音色と、自然な演奏フィールを実現したピアノ音源です。スタジオ、コンサート・ホールから惑星、氷山などシネマティックなサウンドを生み出す空間ジェネレーターを内蔵しており、ピアノをベースとしたサウンド・デザイン・ツールとしても利用可能です。Pianoversは、Mac/PC対応のスタンドアローン・アプリケーションおよびAAX、AU、VST 2/3インストゥルメントとしてお使いいただけます。
【製品特徴】
■Steinwayハンブルグ製D-274を、丁寧にサンプリング
Pianoverse Hamburg Grand S274は、1958年にドイツのSteinway & Sons社によって製造された奥行き274cmのコンサート・グランド・ピアノ Steinway Hamburg D-274を、IK Multimedia独自のロボットを使ったディープなマルチ・サンプリング技術にて収録しています。Steinwayのハンブルク製D-274は、木材の選定から弦のボイシングまで、すべての工程に1年以上を費やし、1台1台手作りで製作されています。その品質へのこだわりは、セルゲイ・ラフマニノフから、アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ、アルフレート・ブレンデル、内田光子、アルトゥール・ルービンシュタイン、、クリスティアン・ツィマーマン、マルカンドレ・アムラン、ラン・ラン、エマニュエル・アックス、エレーヌ・グリモー、レイフ・オヴェ・アンドスネスまで、長年にわたって世界の演奏家たちを魅了してきました。
■Hamburg Grand S274の制作にあたり、IK Multimediaの開発チームは、イタリア・ミラノのOfficine
Meccanicheスタジオを訪れました。そこでは、最高のコンディションの1958年製Steinway Hamburg D-274が、周囲の環境と完璧に調和していました。収録には他のPianoverseコレクションと同じプリアンプが使用され、EQ、コンプレッションをかけずに実機のマジックを捉えました。クローズ・マイクにはDPA 4011のペア、ルーム・アコースティックの収録にはブルームレイン構成のColes 4038のペアを使っています。結果は素晴らしいもので、ハンブルク製D-274ならではの音色、ペダル使用時の響きを余すところなく捉えることに成功しました。
■最高のピアノを、最高の技術で収録
Pianoverseの開発は、数年をかけて行われました。最高のコンディションのピアノの調達。熟練調律師によるチューニング。最適なマイク・セットアップの追求。そして、どんな長時間のセッションでも疲れることなく、指定されたヴェロシティにて打鍵を続けてくれる、サンプリング・ロボットの開発。Pianoverseは、そんな、気が遠くなるような過程を経て生まれてきました。
■表現力を活かす、最新のエンジン
IK Multimediaのサウンド・デザイン・チームは、20年以上にわたるバーチャル・インストゥルメントの開発で培った繊細なテクニックを駆使し、数千ものサンプルに命を吹き込みました。Pianoverse用に開発された新しいインストゥルメント・エンジンでは、ラウンドロビン、ボイス・マネージメントなど、完全に再設計されたテクニックを駆使し、生楽器さながらに反応する演奏体験を実現しています。
■楽曲、求める音色にあわせて、調整可能
Pianoverseには、楽曲、求める音色にあわせて最適な鳴り方を追求するために、細やかなパフォーマンス・コントロールを搭載しています。リリース、ハンマー・ノイズ、ペダル・ノイズ、弦の共鳴、蓋の開閉、音色の明暗など、これまでフィジカル・モデリング音源のみで可能と思われてきた設定も調整可能です。ヴェロシティ・オフセット、カーブの調整も行えます。
ハーフ・ペダル、キャッチ・ペダリング、ウナ・コルダ等、高度なペダル操作にも対応しています。Pianoverseは、クラシック、ジャズ、ポップス、ラテンなどジャンルを問わず、最適なピアノ・サウンドと演奏フィールを提供します。
■スタジオ・クラスのサウンド・シェイピング
Pianoverse にはピアノ1台につき2セットのステレオ・マイクが用意されており、モダンな演奏者に近い位置でのサウンド、よりクラシックなサウンドというように、イメージするサウンドに作り込むことができます。
サウンド・シェイピングやミキシングに必須のスタジオ定番ツールも一通り揃っています。インストゥルメントとルームのペア・マイクでは、それぞれ複数のモードを備えたEQとコンプが利用可能です。最終のマスター・チャンネルには、EQ、VCAスタイルのリミッター、ステレオ・イメージを調整する WIDTH、プレイヤー視点と観客視点の切り替えるFLIPスイッチが用意されています。
■革新的な空間ジェネレーター
Pianoverseは、単にリアルなピアノを再現する音源ではありません。Pianoverseには、新開発のジェネレーティブ残響エンジンによる空間ジェネレーターが搭載されており、緻密に再現されたリアルなピアノを、全30種の仮想空間に配置することができます。コンサート・ホール、スタジオ、クラブ、教会といった演奏スペースから、倉庫、金庫室、氷山、砂漠、火星まで選択可能です。空間を選び、SPACEツマミで響きの量を調整すれば、他のリバーブ・プラグインで試行錯誤するよりも短時間に、効果的な響きを得ることができるでしょう。
スペースの中には、空間の響きをさらに変化させるための追加コントロールが使用できるものもあり、これまでに聴いたこともないような、映画的なサウンドやテクスチャが作成できます。没入感とインスピレーションに満ちたサウンド・デザイン・オプションにより、Pianoverseは、これまでにない斬新なアンビエント音色を作り上げるサウンド・デザイン・ツールとしてもご利用いただけます。
■強力なクリエイティブ・エフェクト
Pianoverseには、空間ジェネレーターに加え、12種類の新しいクリエイティブ・エフェクトが搭載されています。これらのエフェクトは、空間系から定番スタジオ・エフェクトまで、同時に3種類が利用可能です。エフェクト・スロットは、センド・エフェクトx 1、インサート・エフェクトx 2の構成で、4系統のモジュレーション・ソース(エンベロープx 2、LFO x 2)を使って、これら3つのスロットのエフェクトのパラメーターを変調できます。エフェクトとモジュレーションを組み合わせることで、他のピアノ音源にはない、より積極的なサウンド・デザインを可能にしています。
※動作環境などの最新情報につきましては、メーカー及び代理店の公式HPをご確認ください。
※ソフトウェア製品という性質上、製品納品後のキャンセルはできかねますので、ご了承ください。
※こちらの商品はソフトウェア音源となり、実際の楽器ではありません。