こちらの商品は【Miyaji Guitars Kanda】のお取り扱い商品です。
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往年の名器Binson Echorec。真空管採用のT7Eが入荷しました。

イタリア・ミラノで製作されたBINSON ECHOREC。
1960年代から真空管やトランジスタ、ラックタイプなどさまざまなタイプがラインアップップされましたが、
こちらはT7E。1962年から1972年まで製作された真空管を使用したモデルです。

入力した信号をテープではなく磁気ディスクに録音、それを再生することによりエコーの効果を出力する独自の音圧とテープとは違うフリンジ感。

60年代後期からのロック界で瞬く間に浸透し、そのサウンドは Pink Floyd ”Interstellar Overdrive”、 ”Shine On You Crazy Diamond”、”One of These Days”、Led Zepplinでは”When the Levee Breaks”のイントロなどそれでなければ再現できないエコーをロックの名演奏に残しています。
ECHORECを通して楽器を一音出した瞬間、「あの音はこれだったのか！」という衝撃が走ることでしょう。

映画『Pink Floyd At Pompeii - MCMLXXII』ではロジャー・ウオータースが「機材にコントロールされるのではなく機材をコントロールするのだ。」という一節がありますが、アーチストのイマジネーションを刺激して有り余るパフォーマンスをする機材と言えるでしょう。

真空管はECC83 x5、ECC82 x1、EM81(Magic Eye) x1。
マジックアイともグリーンアイとも云われるパネル中央の真空管は入力信号のレベル・インジケーター。
弾き手の力の入れ具合にシンクロして妖しく揺れる緑のライトはそれだけでアートロックの世界に誘ってくれます。

Echorecには製造上の欠点があり、長年の使用では内部のビニール配線が焼け焦げる症状がありましたが、こちらは前オーナー様により正規代理店モリダイラで耐熱配線でリワイヤリング(＊10数年前とのこと)してあり、現状で使用に問題ありません。

数年前までは海外でリプレイスパーツも入手できるサイトがありましたが、現在は不明なため、ヴィンテージ機材にご理解ある方にのみ導入をお勧めいたします。


＊ケースのふたはありません。メイン画像の状態でのお渡しになります。
＊モリダイラ楽器正規輸入品(新製品当時)

※中古品につき写真で確認できない傷、変色等ございます。詳細はお問い合わせください。
※当店にて必要なリペア、再セットアップを行なっておりますが、中古品につき新品同様のコンディションは望めない場合がございます。予めご了承下さい。

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