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【製品概要】

感性を刺激する、新たなサウンド

『TO - STRINGS OF WINTER』は、驚異的なセールスを達成した『THE ORCHESTRA』の豊かな表現力を拡張する、ストリングス音源です。
『THE ORCHESTRA』には収録されていない60種のユニークなアーティキュレーション、それに加えてMongolian State Morin Khuur Ensembleによる特徴的なアンサンブルサウンドを収録しました。
KONTAKTベースの単体ライブラリとして動作し、『THE ORCHESTRA』に搭載された革新的なアンサンブルエンジンを搭載しています。
とても素早く、直感的に、そして完成度の高いアンサンブルサウンドを奏でるエンジンは、楽曲スケッチの粋を超え、楽曲を新たなステージへと押し上げるアイディアの源泉と成りえます。
『TO - STRINGS OF WINTER』は単体のライブラリとして動作させることができ、必ずしも『THE ORCHESTRA』を必要としません。また、両製品をまとめた『THE ORCHESTRA COMPLETE』へのアップグレード/クロスグレードも用意されています。

【製品特徴】

■アンサンブルエンジン
『TO - STRINGS OF WINTER』のアンサンブル・エンジンには、SONUSCORE 社のオリジナル・シリーズにインスパイアされた多数の独立したアルペジエーターとベロシティ・エンベロープが組み込まれています。
躍動感あるリズムとあらゆるノートの組み合わせから、アレンジメントを構築することができます。予め収録されたフレーズに依存していないので、自由自在なコントロールが可能で、あらゆるコード、ノートに対してこのアンサンブル・エンジンは動作します。
サンプルのロード時間は短いので、すぐに制作をスタートすることができます。そして独立したアルペジエーターとベロシティ・エンベロープは、鮮やかでパワフルなオーケストラ・サウンドを創り出します。独立したスロットには最大5種類のインストルメントをロードすることができ、同時に演奏することも可能です。

■MIDIエクスポート機能
更に、『THE ORCHESTRA』シリーズから要望の多かったMIDIエクスポート機能を搭載しました。
これによってアンサンブルエンジンによって生成されたフレーズのノート構成やリズム調整を変更することができるようになり、例えば生成されたフレーズを別のインストゥルメントへと置き換えることさえ可能としています。
スケッチツールとしての枠を超え、フレーズジェネレーターとしても活用できるようになりました。
『TO - STRINGS OF WINTER』のために41人編成のストリングスを5つのセクションに分割し、Trills、Sul Ponticello、Harmonics、Col Legno、Bartk Pizzicatoといった特徴的な奏法を収録しました。
これらの新しいアーティキュレーションのために、ブダペストの「Studio 22」クラシックスタジオ内で録音作業を行いました。また、全てのアーティキュレーションは伝統的なシートポジションでレコーディングが行われています。

■Mongolian State Morin Khuur Ensemble
日本では馬頭琴とも呼ばれる“Morin Khuur(モリンホール)”というモンゴル伝統の楽器を収録しました。
モリンホールは馬の毛を用いた2つの弦をボウで奏でるバイオリンやチェロといったものに類似する楽器で、デリケートでエアリーな響きが特徴です。
このモリンホールアンサンブルは15人編成を High 及び Low の2セクションに分割し、ウランバートルの「White Arch Studios」にてレコーディングが行われています。

【収録内容】

Violins I / Violins II / Violas / Cellos / Basses

・Trills Half Tone
・Trills Whole Tone
・Sul Pont Sustain
・Sul Pont Marcato
・Sul Pont Tremolo
・Sul Pont Spiccato
・Col Legno
・Harmonics Sustain
・Harmonics Tremolo
・Harmonics Marcato

■Morin Khuur High / Low Ensemble

・Sustain
・Sustain Vibrato
・Staccato
・Marcato
・Flam Marcato
・Strings FX (Bonus)
・Crescendi
・Falls
・Hits
・Rises

【動作概要】

■Native Instruments KONTAKT 6 PLAYER 採用
■メモリーサーバー機能により、4GB 以上のメモリを使用可能。
■マルチ・プロセッサー/マルチ・コアに対応（最大16 コア）
■KONTAKTスクリプト・プロセッサにより、各インストゥルメント独自のGUIやエフェクト等を搭載
■32bit プロセッシングによるハイクォリティなサウンド出力
■改良されたDFD(Direct From Disk)機能によるハードディスク・ストリーミング再生。サンプルをRAMメモリに読み込まずハードディスクから直接再生する事で、コンピュータに搭載されたメモリ容量以上の大容量サウンドを扱う事が可能
■柔軟なアウトプット・ルーティング（各アウトプット・チャンネルのフェーダーには4つのインサート・エフェクトと4X4のAUXエフェクトを適用可能）
■マイクロ・チューニング／マスター・テンポ設定
■パフォーマンス・ビュー／ミニマイズド・ビュー切替
■最大64パート・マルチティンバー／同時発音数無制限

※ 『KONTAKT 6 PLAYER』は、Native Instruments 社のWeb サイトより無償でダウンロード頂けます。